OM鉄道部のセミナー「夕やみの蒸気機関車を撮る」(神谷武志講師:OMユーザー限定、三脚禁止の撮影会) から、後半戦です。
ターンテーブルで方転され、下り方を向いたC58363が機回し線を下って行くシーン。

転線、後退して車輌基地の西端に到着。
照明のプロの手により綺麗にライトアップされたC58363...少し青みの残る暗い夜空に吹き上がる白煙、バックには紅葉も見えて、蒸気機関車の一番好きな角度で、じっくりとC58に対峙出来ました。

OM-Dを導入した一番の目的は、鉄道写真以外で、暗いお堂などでの手持ち撮影でしたが、こうした夜間撮影でも勿論威力絶大です。
感度を余り上げず、手持ち1秒露出でもこんなに綺麗に撮れるのは、自分でも驚きでした。
バックの紅葉は肉眼ではほとんど見えていませんでしたが、結構写るものですね。
機関車を少しアップで...

前からのショット。纏わり付く蒸気...

バックには月齢12ほどのお月様、アオリ補正したので楕円になってますが...(爆)
お月様の右下の星は木星のようですね。

C58363が入庫して撮影会終了です。

末筆ですが、素晴らしい撮影会を企画開催して頂いた講師の神谷先生はじめOM鉄道部の方々、秩父鉄道の現場の方々、照明班の方々には大変お世話になり、有り難うございました。ご参加の皆様にはお疲れ様でした。
OM-D E-M1 Mk3+12-40/2.8
2023年11月25日撮影
なお、全ての写真はDxO PhotoLab7 で現像処理しました。
OM-Dはやはりフルサイズに比べると高感度ノイズが多いのですが、PhotoLab7で処理することによりノイズを大幅に低減出来ています。
こういう絵を拝見すると欲しくなりますが、機材が増えるのは悩ましいところで、当面は指をくわえていますかね。(笑)
手持ちで1秒とはすごいです。
OMの手ぶれ補正は強力ですね。
12-100/4という防振レンズも借りて撮影しましたが、手持ち1秒露出全く問題ありませんでした。
12-40/2.8は防振では無く、1秒で希に失敗がありました。
構内での撮影会なので、危険防止のためということで三脚や脚立は使用禁止でした。でも、本音は仰る通りでしょう。
防振レンズと組み合わせると、3~4秒でも大丈夫なようですよ。