北海道撮影行、四日目です。
1974年8月2日(金)、前日と同じく322レの名寄駅発車を撮影するべく、今日こそC55だろうと期待して5時半前に起床、急いで身支度を整えます。
322レは既に名寄駅の2番線ホームに入線している筈で、始発時刻(5:34)が迫り、急がないと間に合わない...と思いつつ旅館を出ようとしましたが、今日は何故か玄関の戸が開かない。アルミサッシの鍵が外れない!!
内側から鍵を開けられないなんて事が有るのだろうか? 色々と鍵をいじくっているうちに発車時刻になってしまいました。
嗚呼、汽車は出てゆく汽笛は残る...(T.T)
仕方ないからもう一眠り。
この日は名寄本線を撮影しながら遠軽へ行く行程です。
先ずは上興部で、転車台に載っている59659(1690レの前補機となる罐)をスナップ。
この転車台、確か罐から圧縮空気を貰って動かすタイプだったと思います。
一の橋方向へ歩いて、再度、前日撮影した丘へ上がります。
ここで1690レの前に1691レが峠を下りて来るので、先ずはこれを撮影しましたが、後追い絶気なので写真は省略です。
そして本命の1690レですが、前日と同じような写真なので、アップで撮ったものを掲載です。
上興部~一の橋 1690レ、59659+39634DH
上興部から紋別へ移動。紋別は港町ですが、海の見えるアングルが有ったのかどうか...
1691レを追い抜いて来ているので、紋別で再び発車が撮影出来、その後1692レも撮影出来るので紋別にしたのでした。
紋別で入れ替えを行い、その後発車です。
紋別(~元紋別) 1691レ、69620
元紋別方面を向くとこんな景色でしたが、海は見えませんね。
上り列車に対して上り勾配に見えましたが、1692レは無煙でやって来ました。
名寄本線 元紋別~紋別 1692レ、49600
もう撮影出来る列車が無いので、遠軽へ行って駅前の旅館に投宿。翌日は常紋へ...
紋別に保存されている96も、ゼブラがクッキリで、現役最終の姿はそうですが、塗らなくて良いのにと思いました。
ゼブラの霞んだ、49600に煙がないのが悔しいところですね。
まあ長丁場だと何かしらありましたが、今となっては懐かしい思い出ですね。
キューロクというのは斜め前から撮ると格好良いのですが、真横から見るとずんぐりむっくりで愛嬌さえ感じます。
紋別には69644が保存されているのですね。WEBで見たら、最近再塗装されてゼブラになったようですね。
北海道は夏でも良い煙が出てましたので、1692レも上り坂で期待したのですが...
もっと早く起きて準備すれば良かったですね。後から考えたら、窓からでも出られたような...(笑)
車輪が小さい割には背が高く、全長が短いのでずんぐりに見えますね。胴長の64(0番台)を連想します。