さて、デジタルカメラで撮影したロクイチの写真は終わりましたが、鉄道博物館でお披露目される30日までは続けるとお約束したので、もう少し続けましょう。
EF5861に一番似合う客車は、サロンエクスプレス東京でもゆとりでもなく、やはり1号編成ですね。
昭和時代のお召し列車は残念ながら撮影することが叶いませんでしたが、平成になって3回運転されたお召し列車は3回とも撮影することが出来ました。1号編成が動くときには必ず試運転があり、EF5861と1号編成の組み合わせは計6回撮影出来たことになります。
今日からEF5861が1号編成を牽いたシーンを続けたいと思います。再掲写真も有りますが、今回は135ポジからのデジタル化を主体に、未発表の写真も何枚か出てきます。
先ずは両毛線でベルギー国王をお迎えしてのお召し列車、1号編成の試運転は10月2日に行われました。往路3回、復路2回撮影していました。
往路の一発目は白岡の富士見橋です。この時は好天でした。
東北本線 白岡~新白岡 試9501レ
続いて両毛線内へ追いかけますが、残念なお天気...
両毛線 大平下~岩舟 試9654レ
更に追いかけ...
両毛線 小俣~桐生 試9654レ
いずれも1996年10月2日撮影
試運転なので、日の丸が掲げられてないのですね。
1/80の日の丸、作らないと本運転できませんね(笑)
はい、本物です。(笑)
試運転は旗なし、御料車の菊の御紋章も入っていません。
1/80の日章旗、どこかのメーカーでパーツとして発売していないのですかね?
本物はもう運転されませんが、模型ならいつでも運転出来て良いですね。Nゲージなら我が家でも本運転出来ます。
前後もデザインを揃えないのは、別格であることの表れ、、、いや考えすぎですね。(笑)
御料車の輝きは他の車輌を一段上回っていますね。ロクイチもこの色に合わせた塗色になっている筈なのですが、晩年はちょっと違う感じもしました。
ため色の67の方が似ていたと思っています。(笑)
この日から遡ること半月前。祖母の買い物に付き合い、帰途東北線沿いを通った際にロクイチが単機で下っていく姿を見て運転しながら「うわぁ」と大声を上げてしまいました(隣に乗っていた祖母が逆に驚く始末)。
昼食後にすぐに準備して、撮影のスタンバイをしたものでした。その後ほどなく「来月、両毛線にお召列車が走るらしい」「24日に足利まで」といった情報が入り始め、翌月に向けて万障繰り合わせることになります。
当時は官報を見るなどということは考えられず、また今ほどネットも普及していない中で口コミや警備関係(親類)からのちょっとした情報を得るのが精一杯。よくぞ撮影に漕ぎつけたと今更ながら感心します。
そして翌月はじめ。同じゴハチの89による訓練運転(の返却)を見て、これは確信になっていくのでした(これ撮りましたが、天気が悪くて露出ほとんどなし・泣)。
というわけで後編では当日のことを。
失礼しました。
61の単機は撮れませんでしたが、89とEF6019PPによる訓練運転は撮ってました。
10月14日でしたね。曇りのち雨のお天気でした。
二日後の16日には61と89PPによる訓練もあり、こちらは好天でした。時々ゲリラ雲がやって来ましたが...