おいしんぼ便り

天然主婦パンプキンのお料理サークルの報告と台所話

現在コメントは事前承認性にさせていただいています。

おいしんぼ2014年10月 秋の食材で中華、カボチャプリン

2014-10-31 09:10:16 | 料理講習
おいしんぼ2014年10月 秋の食材で中華、カボチャプリン


レシピ

秋の中華献立、ハロウィンのカボチャプリン

【白菜と鮭団子のスープ】
<材料>4~6人分
鮭団子〔甘塩鮭1枚  酒少々  ネギの白い部分10㎝  生姜1かけ 
片栗粉大さじ3  卵白1/2個分〕
干し椎茸 2枚  ネギの青い部分、生姜の皮 適宜   
鶏ガラスープの素小さじ1 水4カップ  酒 大さじ1 塩 適宜  胡椒少々
白菜4~5枚(葉の部分多め) 人参1/4本  茹でた青菜の葉または万能ネギ 少々
<作り方>
1.干し椎茸はぬるま湯で戻しておく。人参は薄い短冊切り、白菜の葉はざく切り、芯はそぎ切りにする。ネギの白い部分はみじん切り、青い部分はぶつ切り、生姜は皮をむいてみじん切り。
2.椎茸の戻し汁に薄切りにした椎茸、ネギの青い部分、生姜の皮、白菜の芯、人参を入れてしばらく煮てから、鶏ガラスープの素を加える。
3.その間に鮭団子を作る。甘塩鮭は身の部分だけをスプーンでこそげとり、(中骨の周りは取りにくければレンジで加熱してこそげる。)包丁でたたくか、フードプロセッサーで細かく引き、酒少々を加え、粘りが出るまで練る。ネギと生姜のみじん切り、卵白、片栗粉を加え混ぜて、ポリ袋に入れ、端を切って絞りだし、団子状に丸めながら、煮たったスープの中に落としていく。
4.白菜の葉、酒も加えて、団子に火が通ったら青菜を加え、味をみて塩味が足りなければ足し、胡椒を振る。


【辣白菜】
<材料>4人分
白菜 1/4株の主に芯の部分  人参1/4本  鷹の爪1本  ごま油 大さじ1
甘酢〔塩 小さじ1/3 砂糖 大さじ1 酢 大さじ2〕  白ごま大さじ1
<作り方>
1. 人参は千切り、白菜は4㎝長さに切って、繊維に沿って千切りにする。甘酢の材料は合わせておく。
2. フライパンにごま油を熱し、人参を炒めて取出し、甘酢を混ぜておく。フライパンにごま油を足し、白菜を炒め、少ししんなりしたら甘酢ごと人参を合わせ、さっと炒め合わせたらすぐ器に盛り、胡麻をひねりながらかける。
* 余熱ですぐ火が入るので、少し堅めで器に盛るとシャキッとした歯ごたえになる。
【鶏チャーシュー】
<材料>4人分
鶏もも肉 2枚(500g)  ニンニク1片  生姜1かけ  ネギ(白い部分1本)
A〔砂糖、醤油、酢、酒 各大さじ3〕
<作り方>
1. 鶏肉は余分な脂肪は取り除き、味が浸みやすいように皮目をフォークで刺す。
2. ネギは縦半分に切ってから、細い斜め切りにして、水に晒す。(白髪ねぎ)
3. フライパンにAを合わせ、ニンニク、生姜をすりおろして加える。
4. 火にかけ、煮立ったら鶏の皮を下にして入れ、時々煮汁をかけながら、中火で10分ほど煮る。裏返して、同様に10分ほど煮る。(蓋はしない。途中汁気が足りないようなら、小量の熱湯を足しながら煮る。)
5. もう一度返して、煮汁を絡めながら照りが出るまで煮詰める。食べやすい大きさにそぎ切りして、付け合わせと共に皿に盛り、白髪ねぎをたっぷり添える。

* 豚のチャーシュー同様、作り置きして炒め物、和え物、前菜に、ラーメン、チャーハンに使えるので便利。冷めても美味しいのでお弁当にも。

【青菜入り炒め卵のチリソース】
<材料>4人分
○青菜入り卵炒め
小松菜、青梗菜などの青菜 1~2株  玉ねぎ 1/2個  サラダ油大さじ3
〔卵4個  塩小さじ1/3  砂糖小さじ1 牛乳または水大さじ2〕
○チリソース
サラダ油大さじ2 ネギ 1/3本 生姜小1かけ ニンニク1片 豆板醤 小さじ1+水 少々  トマトケチャップ 大さじ5  鶏ガラスープ 150㏄ 酒大さじ2 砂糖小さじ1 
塩・胡椒各少々 〔片栗粉大さじ1 水大さじ2〕
<作り方>
1. 青菜はゆでて細かく刻む。玉ねぎは粗みじんに切り、ネギ、生姜、ニンニクはみじん切りにする。
2. チリソースをつくる。フライパンにサラダ油、ネギ、生姜、ニンニク、水でのばした豆板醤、トマトケチャップを入れて、混ぜながら弱火でいためる。香りがたち、油の色が透明な赤になったらスープを加え、酒大さじ1/2、砂糖小さじ1、塩・胡椒各少々を加える。
3. 卵に調味料を混ぜて溶きほぐす。フライパンに油大さじ1を入れ、玉ねぎをしんなりするまで炒め、青菜もさっと炒め合わせ、軽く塩胡椒する。油を足して、卵液を流しいれ、大きくかき混ぜて、ふわっと炒め、皿に盛り、チリソースをかける。


【カボチャのプリン】
<材料>

○カラメルソース
砂糖 ​​80g
水​​20g
熱湯​​40g

○プリン生地
カボチャ(裏ごして) 210g
卵 ​​3個
砂糖​ ​60g
牛乳​ ​240g
生クリーム​90g
シナモン​小さじ1
ラム酒 ​6g


<作り方>
1. カラメルソースを作る。小鍋に砂糖と水を入れて火にかける。かき混ぜず鍋のふちが色づいてきたら、ゆすりながら火を入れていき、飴色になったら、火から下し、熱湯を加える。(はじけるので、火傷しないように!余熱で色付くので良い色の少し手前で火を止める)
2. 油を塗ったプリン型にカラメルソースを流す。
3. カボチャは5~6cm角に切って蒸し器で蒸すかレンジにかけて、裏ごしできる柔らかさまで火を通す。黄色い身だけをスプーンで取り、裏ごし、大き目のボールに入れてシナモンを混ぜる。皮はトッピング用に細かく刻んでおく。
4. 牛乳と生クリームは温めておく。
5. ボールに卵をほぐし、砂糖を加え、4.を加えて濾し。洋酒を加える。
6. カボチャの裏ごしに5.を少しずつ混ぜてゆるめていき、滑らかな生地にする。底から混ぜながら2.の型に流し、紙を敷いた天板に並べ、湯を張って、オーブン180℃で10分、160℃で20分焼く。(コンベックの時は-10℃)

* 蒸し器で蒸すときは、蒸気の上がった蒸し器にいれ、強火で1分弱火にして15分火を止め5分蒸らす。蒸し器のふたに布巾をかけて水滴が落ちないようにする)

おいしんぼ2014年9月 秋の魚と安定価格食材の献立

2014-09-30 00:25:50 | 料理講習
おいしんぼ2014年9月 秋の魚と安定価格食材の献立


秋の魚で身体に優しい献立
おいしんぼ 2014.9
【鯖の胡麻焼き】
<材料>4人分
鯖 1尾〔酒 大さじ2 醤油 大さじ2〕  片栗粉 適量  卵白 1個  
胡椒 少々  煎り胡麻 白、黒合わせて1/2カップ  油大さじ3

<作り方>
1. 鯖は三枚おろしにし、半身を4~6等分にそぎ切りする。
2. 〔 〕内の調味料に15分ほど漬け込み下味をつける。
3. 汁気を拭いて胡椒を振ってから片栗粉を両面に薄く付け、身の面に卵白を塗ってから、胡麻を貼り付ける。(平らなバットなどに白、黒胡麻を合わせて敷いて魚を乗せる)
4. フライパンに油を熱し、胡麻を付けた面から焼き、焼き色が付いたら返し、(身が厚いようなら、ふたをしてしばらく蒸し焼き)皮がパリッとするまで焼く。
5. ペーパーで油を切り、器に盛り付け合せを添える。


【もやしの3色ペペロンチーノ】
<材料>4人分
もやし 1袋  緑ピーマン 1個  赤ピーマン1個  ニンニク1かけ
鷹の爪1本  オリーブ油 大さじ1  白ワイン大さじ1 塩、胡椒少々

<作り方>
1. もやしはひげ根を取る。赤、緑ピーマンは縦半分に切って種とヘタを取りせん切り。
2. ニンニクは薄切り、鷹の爪は種を除く。
3. フライパンにオリーブ油を入れ、ニンニクと鷹の爪をゆっくり炒め、香りが移ったら鷹の爪は取出し、もやしを炒める。もやしに少し火が通ったら、ピーマンも加えて炒める。塩、胡椒で味を調える。



【切干大根のサラダ】
<材料>4人分
切干大根   甘酢醤油〔砂糖、酢 醤油 各大さじ1.5〕 ハム4枚
スイートコーン小1/2缶  枝豆(ゆでて鞘をむいて)1/2カップ
マヨネーズ 大さじ3 すり胡麻大さじ1
<作り方>
1. 切干大根は洗って水に20分ほど浸しておく。甘酢醤油の材料を合わせてよく混ぜて砂糖を溶かしておく。
2. 切干が柔らかく戻ったらギュッと絞り、適当な長さに切り、甘酢に漬けておく。(10分~長期保存も)
3. 枝豆は塩ゆでして鞘をむいておく。ハムは半分に切ってから細切り。
4. 切干の汁気を軽くしぼり、3.とコーンと合わせてマヨネーズで和える。


【人参のポタージュ】
<材料>4~6人分
人参 2本  玉ねぎ 大1個  じゃが芋 大1個  水 2カップ
チキンコンソメ 小さじ2  牛乳 1カップ  塩胡椒少々
<作り方>
1. 人参は皮をむき太さにより、銀杏切り~半月ぎり。じゃが芋は皮をむいて4等分して人参より厚めの銀杏切り、玉ねぎは4等分して繊維に直角に薄切りにする。
2. 鍋に1.と水を入れ野菜に8分通り火が通るまで煮てからコンソメ顆粒を加え、野菜がつぶれるくらい柔らかく煮る。途中水が足らなければヒタヒタまで足す。
3. 粗熱を取ってから、ミキサーでピューレ状にし、鍋に戻して、牛乳を足して温め、塩胡椒で味を調える。


【玉ねぎの丸焼き】
<材料>4人分
玉ねぎ 4個  岩塩 粗挽き黒胡椒
ハーブオイル〔オリーブ油1/2カップ ローリエ1枚 ニンニク1かけ ミント2~3枝〕
<作り方>
1. 玉ねぎは外側の汚れている皮だけをむき、良く洗って皮ごと上下を少し切り落とす。玉ねぎが大きければ上に十文字に切り込みを入れる。
2. 玉ねぎを1個ずつアルミホイルで二重に包み、天板に並べ、ハーブオイルの材料を入れたものと一緒にオーブン250℃で15分、200℃に下げて15分~20分焼く。
3. 半分に切り、ハーブオイルと岩塩をかける。



【秋のフルーツ白玉】
<材料>4人分
白玉粉100g  水 90㏄~  砂糖 小さじ2   
ブドウ(中粒で皮も食べられるもの)16粒  
梨 1個〔水4カップ  砂糖大さじ2  リキュール小さじ2  レモン汁大さじ1〕
<作り方>
1. 梨のコンポートを作る。梨は皮をむき4~6等分して一口大に切る。鍋に水と砂糖、梨を入れ、梨に少し歯ごたえが残るくらいまで10分ほど煮て、そのまま冷ます。冷めたらリキュールとレモン汁を加える。
2. ブドウ白玉を作る。白玉粉に砂糖と水を少しずつ加え、耳たぶくらいの柔らかさに練る。8等分して薄く伸ばし、ブドウを1粒ずつ包み丸め、熱湯でゆでる。浮き上がってしばらくしたらすくって、冷水で冷やし、1.のシロップに漬ける。
3. 生のブドウも8粒シロップに漬け、冷蔵庫で冷やす。

*梨は生のままで、シロップは炭酸ジュースやハニーレモンなどでもよい。

 

2014年7月 沖縄の味

2014-07-31 23:51:23 | 料理講習
2014年7月 沖縄の味




レシピ

【ゴーヤーちゃんぷるー】
<材料>
ゴーヤー 小1本  豚バラ肉 100g 木綿豆腐 1丁  卵2個  
ごま油 大さじ1  花かつお 二掴み  顆粒だしの素 小さじ1  
塩小さじ1/2 胡椒 少々  醤油小さじ1  砂糖小さじ1

<作り方>
1. 豆腐は布巾に包んで重しをして、1~2時間しっかり水切りして、一口大にちぎる。
2. ゴーヤーは縦半分に割り、種と白いワタをスプーンなどで取り除き、小口から薄切りにする。ボールに入れ塩小さじ1/2をまぶし、20分ほど置く。しんなりして汁気が出たら、水洗いし、ザルに上げペーパーで水気をよく拭く。
3. 豚肉は一口大に切る。卵は溶きほぐしておく。
4. フライパンにごま油を熱し、豆腐を入れてこんがりきつね色に焼き付けて、取り出す。
5. 豚肉を入れて、ゆっくり油を出すように炒める。豚肉は取出し、残った油でゴーヤーを炒める。触ってみて熱くなるまで、しっかり炒める。
6. 豆腐、豚肉を戻し入れて、調味料と花かつおの半量を揉み入れ、炒め混ぜる。
7. 溶き卵を回しいれ、大きく混ぜ合わせ、半熟で火を止める。
8. 器に盛ってから、花かつおを天盛りする。

 *ゴーヤーの苦みを和らげるには、塩をあてて汁気を出してから水洗いすること。
しっかり炒めること。鰹節を加えること。などの方法がある。

【くーぶいりちー】
<材料>
刻み昆布(乾物)10g  白滝 1袋  干瓢 約30cm  人参1/2本 
豚ばら肉100g

<作り方>
1. 昆布はヒタヒタの水に浸けて戻す。(つけ汁は煮汁にする。)白滝は湯がいてあく抜きし、食べやすい長さに切る。干瓢は水で戻してから塩揉みして洗い、ゆでて水気を絞って3㎝長さに切る。人参は3cm長さ千切りにする。豚肉は一口大に切る。
2. 鍋に豚肉を入れ、炒め、他の材料を全て加えて炒め、調味料と昆布のつけ汁を加え、中火~弱火で時々混ぜながら、20分ほど煮る。
3. 器に盛り、好みで七味やラー油など足してもよい。

【ジーマーミー豆腐】
<材料>卵豆腐の型1個分
ピーナツバター  70g
豆乳 250cc   水 250cc  片栗粉 60g
○たれ
みりん 大さじ2  醤油 大さじ2  砂糖 大さじ1  好みでわさび

<作り方>
1. 鍋にピーナツバターを入れ豆乳を少しずつ加えて溶きのばし、さらにボールで片栗粉と水を溶き混ぜたもの加え入れ、よく溶かす。
2. お鍋を火にかけ、絶えずかき混ぜながら加熱する。もったりとしてきたら滑らかになるまで手早く混ぜる。
3. ふつふつとしてきたら火から下し、濡らした型に入れ表面をならし、冷水を張ったバットにつけあら熱を取り、冷蔵庫で冷やす。
4. タレを作る。みりんを小鍋に入れて煮きり、しょうゆと砂糖を加えて煮詰める。
5. 固まった豆腐を切り分け、器に盛り付け、タレをかけ、好みによりわさびを添える。


【もずくのヒラヤーチー】
<材料>
もずく 100g~  人参1/2本  ツナ缶 小1缶
薄力粉 2カップ  卵 1個  だしの素 大さじ1  水1.5~2カップ
タレ(ポン酢醤油 七味 ラー油 適量)
<作り方>
1. もずくはザルに上げ、汁気を切る。人参は3㎝長さの千切り、ツナ缶は油を切っておく。(スープ漬けなら切らずにそのまま入れる)
2. ボールに卵を溶きほぐし、薄力粉、水、だしの素を入れて混ぜ、生地を作る。
3. もずく、人参、ツナを入れ、混ぜる。
4. フライパンにサラダ油を熱して、種をお玉で落として薄く丸く広げ両面焼く。
5. 皿に取り、切り分け、ポン酢醤油に七味やラー油を加えたタレを添える。

*ひらやーちーとは平焼きの沖縄言葉なので、お好み焼きのようにふっくら焼かず、薄く平たく焼く。

【トマトゼリー】
<材料>
完熟トマト 1個  (ゼラチン 10g 水 大さじ3)
熱湯100㏄  蜂蜜 大さじ3  トマトジュース 小1缶(190g)
レモン汁 大さじ1  白ワイン大さじ1  ミントの葉 適宜

<作り方>
1. ゼラチンは分量の水に振り入れ、20分以上ふやかしておく。
2. トマトは湯むきして、種を除き1㎝角に切る。
3. ボールに熱湯と蜂蜜を混ぜ、ふやかしたゼラチンを混ぜ溶かす。
4. トマトジュース、レモン汁、ワインも加えよく混ぜながら、ボールの底を冷水にあてて冷やしとろみがついてきたら、トマトを加える。
5. 濡らしたグラスなどに注ぎわけ、冷蔵庫で冷やし固める。あればミントの葉など飾る。

2014年6月 鯵ちらしの献立

2014-06-30 23:39:44 | 料理講習
2014年6月 鯵ちらしの献立




レシピ

さっぱりお寿司で梅雨時の献立
おいしんぼ2014.6
【鯵と新生姜のちらし寿司】
<材料>4人分
酢でしめた鯵(下記参照) 大4尾分
米 2カップ(400cc) 水450㏄
合わせ酢〔 酢 1/3カップ 砂糖 大さじ3 塩 小さじ2〕
新生姜の甘酢漬け 3本 青しその葉 10枚 きゅうり 1本 白煎り胡麻 大さじ4 

1.米は炊く30分前にといでざるに上げる。炊飯器に入れ、水2と1/4カップ(450cc)を加えて、やや堅めに炊く。合わせ酢は合わせてよく混ぜておく。
2.飯台の内側を酢水で濡らした布巾で拭き、炊きたてのご飯をあけて全体に広げる。合わせ酢が熱いうちに、ご飯にまんべんなくかけ、しゃもじで切るようにざっと混ぜ、少しおく。酢がなじんだら、団扇であおいで冷ましながら、手早くさっくりと混ぜる。堅く絞ったぬれ布巾をかけ、涼しい場所に置いてさます。
3.新生姜の甘酢漬けは、斜め薄切りにして、飾り用に8枚を残して粗く刻む。青しそは飾り用に4枚残し、残りは短めの千切りにする。きゅうりは板ずりして薄い小口切りにして、塩をあててしんなりしたら揉んで絞る。
4.酢じめにした鯵(下記参照)は斜めに幅1.5cmくらいのそぎ切りにする。
5.ごまは、飾り用に大さじ1を残して軽く刻んで酢飯に加え、刻んだ新生姜の甘酢漬け、千切りにした青しそ、きゅうりも加えて混ぜ合わせる。
6.皿に4等分ずつ盛り、鯵を1尾分ずつ放射状にのせる。飾り用の新生姜の甘酢漬けと、青じその葉を飾り、残りの胡麻をふる。


☆鯵の酢じめの作り方☆
<材料>
三枚おろしにした鯵 4尾分  塩大さじ2.5~3  酢洗い用酢 適量
合わせ酢〔酢大さじ3、砂糖大さじ1、生姜の絞り汁1かけ分、塩小さじ1/3〕

1. 大きめのバットに、まんべんなく塩を敷く。大さじ1~1と1/2が目安。(手に塩をのせてかるく握り、30cmくらいの高さから、指の間から落とすようにする。)
2. 鯵を皮目を下にして、できるだけ重ならないように並べる。身のほうにも、塩大さじ1/2をまんべんなくふる。バットを斜めになるように立てかけて30分おく。
3. ボールに合わせ酢の材料を合わせてよく混ぜておく。
4. 30分経ったら、たまった水を捨て、鯵がかぶるくらいの酢を注ぐ。バットをかるく揺すって、塩や汚れを洗い流す。(酢洗い)
5. 鯵を取り出し、ペーパータオルで拭き、きれいなバットに皮目を下にして重ならないように並べ、合わせ酢を注ぎ、1時間~半日ほど浸して、好みのしめ加減にする。
6. ペーパータオルで汁けを拭き、皮を手でむく。身をしっかりと押さえ、尾の方に向ってゆっくりとひっぱると、きれいにむける。皮をむいたあとの身に、銀色の部分が残っているのが、よい状態。
7. 身の中央を指で当たって小骨を骨抜きで丁寧に抜く。
 
*2~3時間しめたものなら翌日まで、半日しめれば2日冷蔵保存可。


【オクラと豆腐の冷やし汁】
<材料>4人分
出し汁(鯵のアラがあれば利用してもよい) 2カップ 味噌 大さじ2
オクラ 4本  木綿豆腐 1/2丁  氷 20粒
<作り方>
1. オクラは塩で板ずりして洗いケバを除く。さっと塩ゆでして斜め半分に切る。青しそは短めの千切りにする。
2. 豆腐は裏返したバットを斜めに置いた上で軽く水気を切る。
3. 出し汁を煮立て、オクラを入れ一煮したら火を消し、味噌を溶き入れ、豆腐を手で崩して加える。
4. 椀に氷を4~5粒入れて3.の濃いみそ汁を注ぎ、すり胡麻と青しそを散らす。

* 焼魚のほぐし身やちくわ、きゅうり、茄子などの具を加え、ご飯にかけて冷汁ご飯にしてもよい。みょうがを散らしてもよい。

【夏野菜の南蛮酢サラダ仕立て】
<材料>4人分
ピーマン2個  赤ピーマン1個  ズッキーニ1/2本  茄子2本
新玉ねぎ1個  トマト2個
南蛮酢〔酢、酒、みりん 各50㏄  醤油100㏄ 水100㏄〕

1. 耐熱ボールに南蛮酢の材料を合わせ沸騰するまで加熱する。玉ねぎは繊維に直角に薄切りにし、南蛮酢が熱いうちに浸ける。
2. ピーマン赤ピーマンは半分に切って種を出し、縦長の乱切り、茄子、ズッキーニは皮を縞目にむいて、1㎝厚さの輪切りにする。トマトは大きさにより4~8等分にする。
3. 油を熱して、トマト以外の野菜を素揚げして、軽く油を切ったら熱いうちに南蛮酢に漬ける。トマトも加え、冷蔵庫で30分~2時間ほど冷やす。
4. 器にレタスなどをしいて、漬け込んだ野菜を盛り付ける。

*南蛮酢は揚げた魚や鶏肉などを漬け込む「南蛮漬け」のつけ汁だが、揚げ野菜をつけてもよいし、生野菜のサラダドレッシングとしても使える。

【水無月】
<材料>
薄力粉 55g  片栗粉 20g  砂糖 50g  水 200g
甘納豆(しっとりタイプ)60g位(好みで)

<作り方>
1. ボールに粉類と砂糖をザルで濾しながら入れ、水を少しずつ加えながら泡だて器でよく混ぜる。
2. 1/4量ほどを取り置き、裏ごしで濾しながら、四角い耐熱容器に流し入れる。ラップをしてレンジ600wで3分加熱する。
3. 甘納豆をまんべんなくちらしてから取り置いた生地を濾しながら流し入れ、ラップをして600wで3分加熱する。
4. ラップを取り、粗熱が取れたら再びラップを表面にぴったり貼り、上に保冷剤をのせ冷水を張ったバットに入れて冷ます。
5. 冷めたら容器から取出し、三角に切り、器に盛る。

2014年5月 筍ご飯の献立

2014-05-31 23:39:04 | 料理講習
2014年5月 筍ご飯の献立





レシピ


5月の献立 ~筍ご飯を中心に~

【筍ご飯】
<材料>4~6人分
米 3カップ  だし汁(煮汁を合わせて)3カップ
筍(ゆでて) 200g  鶏肉 100g  
煮汁〔だし汁カップ1  醤油大さじ2 酒大さじ4 みりん小さじ1 塩小さじ1/2〕
木の芽 適宜
<作り方>
(準備)筍は前もってゆでてアクを抜いておきます。(※下記参照)
    ゆでたものを買った場合もさっと熱湯を通して、水に浸けておきます。
1. 米は洗って30分以上浸水しておく。
2. 筍は根元は短冊切り、中間はイチョウ切り、先は櫛形に切る。
3. 鶏肉は1.2cm角ぐらいに切る。
4. 鍋に煮汁を煮立て、2.3.をさっと煮て、具と煮汁に分けておく。
5. 米の水を切って炊飯器に入れ、煮汁に出汁を足して3カップにして加え、上に具材を乗せて、炊飯器のスイッチを入れ普通に炊く。
6. 炊き上がったら、しゃもじで全体を混ぜる。茶碗によそって、あれば木の芽をあしらう。


☆筍のあく抜きの仕方☆
1. 生の筍は皮つきのまま土をよく洗い、先端を斜めに5~7㎝切り落とし、皮と姫皮部分に縦に切り込みを入れる。
2. 鍋に筍とぬかを一掴み、鷹の爪を1本入れ、被る量の水を加え、筍が浮かないように重みのある落し蓋をして火にかける。
3. 沸騰したら中弱火にして、筍の大きさにより、1時間~2時間ゆでる。途中水が減ってきたら足して、筍が出ないようにする。
4. 煮汁に浸したまま冷めるまでおき、煮汁からあげてきれいに洗い、皮と姫皮を一気に剥く。内側の柔らかい姫皮は取っておく。根元のイボを取り除く。保存するときは水に浸けて冷蔵庫で毎日水を替えて保存し、3,4日で使う。


参照 http://www.sirogohan.com/takenokoaku.html

【若竹汁】
<材料>
筍(穂先、姫皮)50g  塩蔵わかめ 40g
出し汁(昆布、かつおぶし)600㏄  酒小さじ2  塩小さじ1弱  薄口醤油小さじ1弱(好みにより加減)  木の芽 あれば適宜
<作り方>
1. 筍は穂先は櫛形の薄切りに、姫皮は短冊に切る。若芽は塩を洗って、水に浸けて塩抜きし、茎を除いて一口大に切る。
2. 出し汁を煮立て、酒、塩を加え、筍と若芽を入れて味をみながら醤油を加えて整える。
3. 器に注ぎ、あれば木の芽を吸い口にあしらう。


☆出し汁の取り方☆
1.鍋に昆布を水につけて30分~数時間置き、弱火にかけてゆっくりふっとうさせ、削り節を入れたら火を消し、鰹節が沈んだら濡らしてしぼった布巾をかけたザルで濾す。(一番だし)
2.昆布と鰹節を鍋に戻し、水を張って火にかけ、沸騰したら新しい削り節少々を足して(追い鰹)5分ほど弱火で煮てから濾す。(二番だし)
 *夏場長時間昆布を水に浸けるときは冷蔵庫で


【チキンナゲット】
<材料>
鶏むね肉 600g  卵 1個   酒・醤油・マヨネーズ 各大さじ1
小麦粉 大さじ6  塩 小さじ1弱  胡椒 少々
ハニーマスタード〔マスタード大さじ2 ハチミツ大さじ1〕 ケチャップ

<作り方>
1. 鶏胸肉は皮と余分な脂を取り除き、包丁でたたく。
2. ボールに卵を溶き、たたいた鶏肉と全ての材料を入れ良く混ぜ合わせる。
3. フライパンに深さ1センチ程度の油を温める。
4. スプーンですくって平らにならしながら両面きつね色に揚げる。
5. お好みでハニーマスタードやケチャップを添える。

※ お弁当のおかずには甘酢あんや照り焼きのタレなどを絡めて変化をつけても。
生地にしそや青ネギを混ぜたり、カレー粉を加えてカレー風味にしたりも。
【アスパラガスと炒り卵のサラダ】
<材料>2~3人分
グリーンアスパラガス  4本  玉ねぎ
卵 1個  A〔 塩少々 砂糖小さじ1/2 牛乳大さじ1〕  サラダ油 小さじ1
B〔醤油小さじ1  塩小さじ1/3  酢大さじ1強  みりん小さじ2  
サラダ油小さじ1  玉ねぎ(すりおろし)  1/4個分〕
※ Bは作りやすい分量なのでこの中から適量使う。
<作り方>
1. アスパラガスは下の固い部分をピーラーでむき、塩ゆでして斜めひと口大に切る。 玉ねぎは5mm幅ぐらいにスライスして、レンジで2分加熱。
2.卵は溶きほぐし、Aを加え混ぜる。フライパンにサラダ油を熱し、流し入れ、炒り卵をつくり、皿に取り出して冷ます。
3. ボウルにBを適量合わせ、1.と2.を加え、さっと和える。

* いんげんやスナップエンドウなどでも同じようにできる。




【アメリカンチェリーのコンポート】
<材料>
種を取ったアメリカンチェリー(なるべく熟した色の濃いもの )正味300g   
グラニュー糖 80g  赤ワイン 100cc   レモン(ノンワックス) 1/2個  
クローブ 3粒(好みで加減) シナモンスティック 1本   はちみつ 大さじ1

<作り方>
1. 鍋にアメリカンチェリーとグラニュー糖を入れて1時間程放置する。
2. 別の小鍋に赤ワイン、レモン汁と皮、クローブ、シナモンスティック、はちみつを入れて中火で熱し沸騰したら火を止める。
3. 1.のアメリカンチェリーの水分が出たところに2.を加えて、弱火で4、5分煮る。
4. 冷蔵庫で冷やしていただく。(温かいままでもよい)

※ まとめて作っておくと便利。ヨーグルトやアイスクリームにかけて、チェリーパイやチーズケーキにも使えます。