おいしんぼ便り

天然主婦パンプキンのお料理サークルの報告と台所話

現在コメントは事前承認性にさせていただいています。

2011年6月のメニュー写真

2011-06-18 22:26:31 | 料理講習
6月のメニューの写真です

まず全体


左:ポークソテーと付け合わせ      右:キャベツのスープ
 

左:鍋で炊くごはん           右:余熱利用のプリン
 

左:ドライトマトと豆のサラダ      右:ドライトマト
 

2011年6月のメニュー レシピ

2011-06-18 22:05:01 | 料理講習
今月のメニューは、夏を控えて再び心配される電力不足や停電にそなえての省エネメニューと、いざという時の為に覚えておきたい鍋でのご飯の炊き方です。


非常時にも役立つ節電、省エネ料理


夏に再び心配される電力不足、停電にそなえて、また、いざという時のために・・・

【お鍋で炊くごはん】
炊飯器がなくても鍋でガスレンジでご飯は美味しく炊けます。
<材料> 米 3カップ  水 米の1.2倍  
<道具> 厚手の蓋がぴったり閉まる鍋
<作り方>
(軟らかめふっくらの炊き方)
1. 米は洗ってザルで水気を切り、ボールに入れて分量を量り、鍋に移す。(洗って水を吸った米は約1.2倍のカサになるので、それと同量の水で炊けばちょうどよい。)
2. 同じボールで洗った米と同量の水を量り、鍋に入れ、30分以上おく。
3. 蓋をピッタリして(蓋が軽い場合は丼を逆さにかぶせるなどして重しをする)中弱火に10分ぐらいかけて沸騰させる。5分吹きこぼれない程度に沸騰させる。
4. 弱火にして15分炊き、火を止め15分蒸らす。
(固めお焦げができやすい炊き方)
1.~2.は同じ
3.蓋をピッタリして中火で沸騰させ、弱火にして13分たき、15分蒸らす。
(保温調理を利用した炊き方)
1.~2.は同じ
3.ピッタリ蓋をして中火にかける。沸騰したら一度全体を混ぜる。
4.再度蓋をして3分したら火から下ろし、すぐに鍋を新聞紙数枚、バスタオル2枚(または毛布)で包み、座布団などの上に置く。または鍋ごと発泡スチロールの箱に入れる。
5.そのまま30分置く。


【ドライトマトと豆のサラダ】
<材料>
ドライトマト4枚  玉ねぎ1/4個  イタリアンパセリ適量  豆缶詰1缶 トマト1個  
キュウリ1本   〔リンゴ酢大さじ2 エキストラバージンオイル60cc  塩小さじ1/4〕
<作り方>
1. ドライトマトはぬるま湯につけてもどして、水気をとる。
2. ドライトマトは細いせん切りに、玉ねぎとパセリは細かいみじん切りにする。
3. ドライトマト、玉ねぎ、豆、パセリ、オリーブオイル、ビネガー、塩を混ぜ合わせて冷蔵庫で冷やす。
4. キュウリは縦半分に切って斜め薄切り、トマトは角切りにし、冷蔵庫で冷やしておく。
5. 頂く直前に全部を混ぜ合わせて盛り付ける。


【フライパン1つで作るポークソテーと付け合わせ、キャベツスープ】
<材料>4人分
豚ロース切り身肉  4枚〔塩、こしょう少々〕 にんにく 1片 オリーブ油 大さじ2  キャベツ 400g  玉ねぎ1個  アスパラ 4本  人参 1本  ミニトマト12個 ローズマリー 2枝  白ワイン 大さじ2  粒マスタード 適量  
ベーコン 2枚 スープの素 小さじ1  水800cc
<作り方>
1. キャベツはざく切り、玉ねぎは16等分の櫛形切り、人参は皮をむいて半分は薄い輪切り、半分は短冊切りにする。アスパラは根元の皮をむいて3等分に切る。ニンニクはスライスする。
2. 豚肉は筋切りをし、塩胡椒をまぶす。
3. 深めのフライパンにオリーブ油とにんにくを入れ、弱火でじっくり香りを移す。
4. 肉を入れて両面に焼き色を付けて、取り出す。
5. 4.のフライパンにキャベツと短冊切りの人参を敷き、スープの素を振る。その上に肉、ローズマリー、玉ねぎ、輪切りの人参、アスパラガス、ミニトマトを載せ、塩、胡椒を振り、白ワインを振りかける。
6. 蓋をして弱火で13分蒸し焼きにする。
7. スープ様にキャベツの半量と短冊の人参とトマトを取り置き、残りを皿に盛り付け、粒マスタードを添える。
8. ベーコンとキャベツは細切りにする。
9. 7.のフライパンに水を入れて火にかけ、沸騰したら8.とトマトを加え、アクを取りながら5分ほど煮る。味をみて、足りなければ塩、胡椒を足す。



【余熱利用のシンプルプリン】
<材料>
卵 2個  砂糖 大さじ5  牛乳 300cc  バニラエッセンス  少々
<作り方>4~6人分
1. 牛乳は人肌程度に温める。
2. 卵をときほぐし、砂糖を加えてすり混ぜる。牛乳を加えて混ぜ、こし器で漉し、バニラエッセンスを加える。
3. 器に2.を等分に入れ、鍋に並べる。湯を器の高さの6~7割まで注ぐ。
4. 蓋をして中火にかける。沸騰後、1分ほどしたら一度様子を見て、表面が白っぽくなったら蓋をする。10秒ほど加熱したら、火を止める。
5. コンロにのせたまま、余熱で15分おく。
6. あら熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす。
* 温かいままでも、好みでメープルシロップなどをかけてもよい。

2011年5月のメニューレシピ

2011-06-18 20:05:29 | 料理講習

都合により、5月のおいしんぼをお休みしたため、一度5月のレシピとして載せた
「節電、省エネ料理」は6月のレシピとしました。
むらさき会ではおいしんぼで昨年5月にやったレシピをしました。

要望があったので、これから少しずつ月ごとに過去レシピも掲載したいと思います。



さわやかな初夏のカジュアルディナー

【鯵のマリネ】
<材料>4人分
鯵 4尾  塩、マスタード、小麦粉 適量 
玉ねぎ 1/2個 キュウリ 1本 トマト 1個  固ゆで卵 2個
〔塩 小さじ1/2  胡椒 少々  ワインヴィネガー 大さじ3  砂糖 小さじ1〕
<作り方>
1. 鯵はゼイゴをとって3枚に卸し、骨抜きで小骨を抜く。塩を振り10分ほど置く。
2. 玉ねぎはみじん切りにして、ガーゼに包んでもみ洗いして絞る。キュウリは5㎜角に切る。トマトは皮を湯むきして、種を除き、1cm角に切る。
3. ゆで卵はみじん切りにする。
4. ドレッシングの材料をよく混ぜ、2.を漬けておく。
5. 鯵の水気を拭き、マスタードを塗り、小麦粉をまぶす。
6. フライパンに1cmほど油を入れ、鯵を入れて両面揚げ焼きする。
7. ペーパーで油をきってから、皿に盛り、上に4.をかけ、3.を散らす。


【新玉ねぎの丸ごとスープ】
<材料>
新玉ねぎ 小4個  ベーコン 2枚  サラダ油 大さじ1
スープの素 2個  水800㏄  塩・胡椒 適量
<作り方>
1. 玉ねぎは皮をむき上下を少し切り落として座りをよくし、ラップで包んで電子レンジで約8分加熱する。
2. ベーコンは5㎜幅に切る。
3. 鍋にサラダ油を入れベーコンを炒める。水とスープの素を加え、玉ねぎを入れて弱火でコトコト玉ねぎが箸で切れるほどやわらかくなるまで煮込む。塩・胡椒で調味する。

【小えびと初夏野菜のシーザー風サラダ】
<材料>4~6人分
むきエビ(小)100g 塩、片栗粉 適量  白ワイン 大さじ2 
ソラマメ 100g  アスパラ 4本  鞘いんげん 50g  新じゃがいも 小2個  卵 2個  パルミジャーノ・レジャーノ(薄切り) 適量
〔塩 小さじ1/2 胡椒 少々  プレーンヨーグルト 50g マヨネーズ 大さじ3
おろしにんにく 小さじ1  アンチョビ1尾〕
<作り方>
1.むきエビは塩少々と片栗粉をふってよく揉み、洗う。白ワインを振ってしばらくおき、電子レンジ600wで1分加熱する。
2. 新じゃがいもは皮をこそげ、塩ゆでし、一口大の半月またはいちょう切りにする。
3. そら豆はさやから出し、薄皮に切り込みを入れて薄い塩水に漬けておく。鞘いんげんは筋をとり、塩をすりこんでおく。アスパラは根元の堅い部分を切り落とし、根元5㎝程の皮をむく。鍋に湯を沸かし、3.の野菜を順番にゆでる。そら豆は薄皮をむく。
4. 温泉卵を作る。レンジにかけられる細長いカップに水50㏄ほど入れ、卵を1個割り入れ、黄身に竹串で穴を明け、電子レンジ500wで40秒~1分加熱する。もう1個も同様に作る。
5. サラダボールに野菜を盛り、パルミジャーノを散らし、温泉卵を載せる。食卓でドレッシングをかけ、全体を和えて取りわける。

《温泉卵の作り方いろいろ》
① 鍋で作る。
1. 湯を1ℓふっとうさせ、200㎖の冷水を加える。
2. 卵を入れてふたをし、10~15分置く。
② コーヒーメーカーで作る。
1. コーヒーメーカーにお湯だけ沸かす。
2. 保温状態で卵を入れ、13~15分放置する。
3. 卵を水に取る。
③ カップ麺の容器で作る。
1. カップ麺の空き容器に熱湯を注ぎ、卵を入れてふたをする。
2. 15分ほど放置する。
④ 炊飯ジャーで作る。
1. ご飯が炊きあがった所にラップにくるんだ卵を載せ、ふたをして40~60分放置する。
または、
1.空のジャー卵を並べ熱湯を注いでふたをし、保温で7~8分置く。 

【クレーム・ダンジュ】
<材料>
プレーンヨーグルト 450g フルーツソース 適宜
生クリーム    200㎖ (ラズベリー ブルーベリーなど)
卵白   1個分
グラニュー糖    55g

<作り方>
1. ザルにガーゼかキッチンペーパーを敷き、ヨーグルトを入れて、重量が半分になるまで水切りする。(5~6時間~一晩)
2. 生クリームにグラニュー糖の半量を入れ、氷水に当てて冷やしながら角が立つまで泡立てる。
3. 別のボールに卵白を入れて泡立て、泡が均一になったら残りのグラニュー糖を2~3回に分けて加えながら角が立つまでしっかり泡立てる。
4. 1.と2.を合わせ混ぜ、メレンゲの半量を加えて良く混ぜ、残りのメレンゲを加えて泡を壊さないようにふんわりと混ぜる。
5. ザルにキッチンペーパーかガーゼを敷き、4.を入れて冷蔵庫で1~2時間置いて水気を切る。
6. 器にフルーツソースを敷き、5.をスプーンですくって盛りつける。
(または小さなココット型などにガーゼにくるんで入れ、ソースを別に添える。)

* クレーム・ダンジュはフランスのアンジュ地方のスイーツ。本来はフロマージュ・ブラン(白いチーズの意)作るが、水きりヨーグルトで似たものができる。
* ヨーグルトの水切りを急ぐときは塩一つまみを加えると2時間ぐらいでできる。