おいしんぼ便り

天然主婦パンプキンのお料理サークルの報告と台所話

現在コメントは事前承認性にさせていただいています。

梅仕事(2013年)

2013-06-19 12:44:55 | 日記
今年は梅が豊作でした。どこの店でも安く売っていますね。
我が家の梅の木、3年ほど前にカイガラムシに酷くやられてから、
すっかり実の付きが悪くなって酷い年は数えるほどしか獲れず。
今年は久々に豊作で、青梅で2.5kg収穫!

青梅は綺麗なもの1.5kgを梅サワードリンクに、傷のあるもの1キロを梅味噌にしました。

それだけでも喜んでいたのに、
その後高い場所で見えずに獲りこぼしていた完熟梅が雨でボトボト落ちてきて500g近くを収穫。
傷んだも所を取り除いてジャムに。

*******

以下、レシピです。


梅サワードリンク


<材料> 
 青梅:酢;砂糖 = 1:1:1
 (好みで酢と砂糖の割合を替えられます。)

 酢は黒酢、またはりんご酢がまろやかにできて飲みやすいです。
 砂糖はコクがあるのが好みなら黒砂糖、きび砂糖、三温糖で、上白糖、氷砂糖ならスッキリした甘さに。
 家は今年は、青梅1.5kgに 黒酢1ℓ+りんご酢500cc と きび砂糖1kg+氷砂糖500gで仕込みました。

<作り方>
1.青梅は綺麗に洗って、なり口のヘタを取り、水気をペーパーで拭く。
2.1.をビニール袋に入れて1晩冷凍する。
3.自然解凍し、水気をペーパーで拭き、煮沸消毒した保存ビンに入れ、酢を注ぎ、砂糖を加え、蓋をしてビンをゆすり砂糖を混ぜる。
4.2週間~1か月くらいで梅が縮んできたら梅を取り出して、シロップをビンに移す。

※ お酒が苦手な方、子供には梅シロップがよく作られますが、液状になるまで毎日揺するのが大変で、うっかりすると発酵してしまったり・・サワードリンクは酢が入るので漬け込むだけ!腐敗の心配もなく楽ちんです。
※ 梅も美味しく食べられます。そのまま食べたり、ケーキなどにいれたり、酸味があるので刻んで酢の物やサラダに混ぜても美味しい。


梅味噌


<材料> 青梅:味噌:砂糖 = 1:1:1
 味噌は各家の好みのもので、砂糖は上白糖かきび砂糖、三温糖で
 家では越後米味噌に上白糖で作りました。

<作り方>
1.青梅は洗って、水気をペーパーで拭き、ヘタを取り、ビニール袋に入れて1晩冷凍する。
2.自然解凍し、水気を拭きホーロー鍋に入れて、フォークで沢山穴を開ける。
3.味噌と砂糖を加え、味噌と砂糖が大体なじむまで混ぜてから、中火にかけ、混ぜ続けます。
4.水気が出てきて、梅が柔らかくなってきたら、木べらなどで梅を潰しながら混ぜ込んでいきます。
5.果肉がほとんど味噌に混ざって種だけ残った状態で程よい硬さで火を止め、冷まします。
6.冷めたら、煮沸した広口瓶などに入れて保存します。

※ 保存は冷蔵庫で1年。常温保存する場合は脱気処理をしてください。



梅ジャム


<材料>
完熟梅 500g  砂糖 300~400g

<作り方>
1.完熟梅は洗って水けをふき、傷んだところは取り除く。
2.ホーロー鍋に梅と被るくらいの水を入れ、火にかけ沸騰直前で火を止め、ザルにあげて自然に水気を切る。
3.鍋を一度洗って梅と砂糖の半量を入れて火にかける。梅が柔らかく煮えて皮がはじけてきたら、木べらで種から実をはずしながら、混ぜながら煮る。アクは一度丁寧にすくったら取りすぎない。
4.残りの砂糖をいれ、ドロドロになるまで煮る。
5.煮沸した保存ビンに入れる。

※ 常温保存する場合は脱気処理をする。
※ 梅の種を取らずに一緒に煮る方がとろみがつきやすく、旨みもある。
プレゼントにはに上がってから種を取り除く。

※ 青梅で作るときは半日水につけてアク抜きし、さらに2.の工程を2度繰り返す。


 保存ビンの消毒、脱気の方法についてはこちらを参照ください。
 
 http://homepage2.nifty.com/NG/ume/ume20D.htm

2013年6月のレシピ

2013-06-12 14:10:29 | 料理講習
梅雨入りしました。
外出もおっくうに運動不足になりがちですが、
薄着の季節に向けてなんとかダイエットしなければ!!
体力を落とさず上手に減量したい・・・
そこで、かねてから話題の「タニタ社員食堂」のメニューから献立を考えてみました。
食堂メニューそにままではないので、カロリー表示はしませんが、全てカロリーは控えめです。
また、たくさん種類を勉強したいため、食堂メニューより1品多い構成になっていますので、
この中から選んで、1品減らして作ってくださいね。



※このレシピは暫定です。数日中に修正することがあります。

タニタ社員食堂のメニューから  

【豚肉のビネガー風味】
<材料>4人分
豚ロース肉(90g)×4枚  塩・胡椒各少々  小麦粉小さじ4  バター小さじ1
玉ねぎ1/2個  トマト1/2個  にんにく1片  ワインビネガー大さじ2
しょうゆ小さじ1  パセリみじん切り少々

<作り方>
1. 豚ロース肉は筋切をし、塩・胡椒で下味をつけておく。オーブントースターを温めておく。バターは溶かしておく。
2. 豚肉に小麦粉をまぶし、余分な粉ははたき、溶かしバターを塗り、アルミホイルをしいたトレイに載せ、オーブントースターで10~15分焼く。
3. 玉ねぎは1cm角に切り、トマトは種を除いて1cm角に切る。ニンニクはみじん切り。
4. フライパンに油とニンニクを入れ、香りが出るまで弱火で炒め、玉ねぎ、トマトを加えて炒め、塩・胡椒で味を調える。
5. ワインビネガーを入れて軽く煮立て、醤油を加えてビネガーソースにする。
6. 皿にちぎったレタスと豚肉を盛り付け、ビネガーソースをかける。


【モロヘイヤサラダ】
<材料>4人分
モロヘイヤ 1束  オクラ20本  人参1/3本  レタス2枚  ツナ缶40g
○ノンオイル和風ドレッシング
〔醤油大さじ1 黒酢大さじ1.5 パルスイート小さじ1/2 昆布茶小さじ1/2 水大さじ1〕

<作り方>
1. モロヘイヤは葉を摘み、茹でて細かく刻む。オクラは板ずりして産毛を除き、茹でて小口切り。人参は千切りにして、レタスはちぎる。
2. ツナ缶は汁気を切っておく。全ての材料を混ぜ合わせ、器に盛り、ドレッシングをかける。

【コンニャクと油揚げの煮物】
<材料>4人分
コンニャク1枚  油揚げ1枚   七味唐辛子適宜
だし汁 160cc  みりん小さじ1  砂糖小さじ1  醤油小さじ2

<作り方>
1. コンニャクは両面に斜め格子状に切り込みを入れ、5mm厚さに切り、茹でてアク抜きをする。
2. 油揚げは幅を半分に切って太めの短冊にきり、茹でて油抜きをする。
3. 鍋にコンニャクを入れて強火で空煎りし、油揚げとだし汁を入れて煮立て、みりん、砂糖、しょうゆの順に加え調味する。煮汁がほぼなくなるまで中火で煮る。
4. 好みで七味唐辛子少々を振る。


【アスパラとキノコのバター醤油炒め】
<材料>4人分
アスパラ8本 シメジ1/2パック えのき茸2/3パック
玉ねぎ1/2個 バター小さじ1 塩・胡椒少々 醤油大さじ1/2 
<作り方>
1.アスパラは根元の堅い所を切り落とし、下1/3ほどの皮を剥き、3㎝の斜め切りにする。
2.えのきは石づきを取り、長さを半分にしてほぐす。シメジはほぐす。玉ねぎは1㎝幅にスライスする。
3.フライパンにバターを溶かし、玉ねぎ、アスパラ、シメジを入れて炒め、えのきも加えて火を通す。材料にほぼ火が通ったら、鍋肌から醤油を入れ、全体にからめ、器に盛る。


【キノコのすまし汁】
<材料>4人分
シメジ 1/2パック  なめこ 1袋  えのき茸 1/3パック
長ねぎ 1/2本  だし汁600㏄  酒小さじ1 塩小さじ1/3 醤油小さじ1/2

<作り方>
1. シメジはほぐし、えのきだけは石づきを落とし長さを半分にしてほぐす。なめこは熱湯をかける。長ネギは(太ければ縦半分にして)、斜め薄切りにする。
2. 出し汁を沸かし、キノコ類を入れ、火が通ったら酒を入れてひと煮立ちさせてから塩、しょうゆで調味し、長ネギを散らす。