シベリア抑留での話。「密告者」

2008-12-02 | 昔の話
ワシの親父がシベリアで抑留されていた頃の話。

ラーゲリ(収容所)では定期的に日本人捕虜に対し、赤化教育をしていた。

そして、「これは」という人間に目をつけて、
『お前は我等のスパイ(工作員)になれ!
同僚の中で間違った思想や叛動分子が居たら目くばせをして知らせろ(密告しろ)。』
と言われていたらしい。
で、その人は難儀して親父ら仲間に「もう、かなわんよ~~・・。」と愚痴ってたらしい。
そりゃそうだ、その気も無いのに、裏切り者にさせられたら、本人はカナワンわい。

田茂神問題のせいで自衛隊が“スターリンの軍隊”にならん事を祈ろう。


・・・案ずるな!全隊員が「反村山」になれば良いんだ。