不明の小5、遺体で発見 諏訪湖、転落死か (共同通信) - goo ニュース
男の子の名前が「リュウオウ」ってこともありずっと気になっていました。
小5の男の子が1ヶ月もの間自力で生活できるはずがありません。
謎の女性の証言が狂言だと判明した時点でこの悲劇は仕方の無いことでした。
岡谷署によると、誤って転落した可能性が高いとされていますが、もしかしたら自分の意思で転落したのかもしれません。
命はかけがえのないものだけど永遠ではありません。
人間は早かれ遅かれ確実に死にます。
死を現実のものとして認識し始めるのは小学校高学年のころではないでしょうか。
そんな切なさを知った多感な少年がお母さんの何気ない言動に過敏に反応しても不思議ではありません。
「お母さんのバカ」
「お母さんを困らせてやる」
最初はそんな感じだったと思います。
湖のほとりを泣きながら歩いている男の子の姿が目に映るようです。
しかしそれが最悪の結果を引き起こしてしまった。
許されるならば、お母さんはあの日あの時あの場所から人生をやり直したい気持ちでしょう。
もし生きてくれてさえいれば、親子の絆はより深くなったかもしれないのに。
お互いの溝を埋める時間をなくしたまま悲しみだけが深くなったまま。
真相は湖に沈んだまま。
誰が悪いわけでも誰のせいでもなくて。
命が切れる瞬間はこんな普段の生活の中にも潜んでいるのです。
お母さんの今後が心配です。
ご冥福をお祈りいたします。