あれは,あれで良いのかなPART2

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与党の選挙対策になった「政治不信」の献金問題

2009年03月09日 21時59分15秒 | 政治・選挙
西松建設の献金問題が,案の定自民党に飛び火してきました。二階大臣が県議時代から献金を受けていたとして国会で追求を受け始めました。

二階経産相「ちゃんと手続き」西松からの違法献金疑惑で(読売新聞) - goo ニュース

支持政党ないから選挙に行かない,っていう人が増えるでしょう

自民党の支持率減少が続く今,選挙で勝つ最後の切り札,それは「選挙に行かせない」という手法です。現に,地方選挙では,投票率30%台などという低投票率の場合があり,そうした選挙では,基本的には「組織選挙」が圧倒的優位となります。
組織力選挙を基調とする自民党と公明党にとって,実は「投票率低下」=「実質獲得票増加」になるわけですから,結果,民意はともかくとして「選挙で勝てる」っていうことになるのです。
民主党が選挙に勝つには,「政治不信の打開」しかありません。政策という美辞麗句ももちろん必要ですが,「国民の声を政治に反映する」という基本姿勢をきちんと示すべきでしょう。
一方,自民党としては,仮に次の選挙で投票率低下という「ネガティブ勝利」をしても,国民は政治に付いていきませんから,様々な政策のたびにぎくしゃくしてしまい,思うように進まないことになるでしょう。
自民党としても,ここはチャンスですから,きちんと「うちはちゃんとやっているし,これからも後ろ指さされることはない」っていうことをきちんとアピールするべきです。そうすることで,政策に対する裏打ちもできるわけです。

いずれにせよ,私たちとしては,「いかなる場合も選挙に行く」という心づもりだけは持ちましょう。政治不信で投票する政治家がいない場合は,「あえて誰が一番信用できるか」や「自分の考えに一番近い人はだれか」,はたまた「一番ウソつかない人は誰か」などでもいいと思います。とにかく,棄権は危険です。
棄権で喜ぶのは,権力者です。棄権=信任とみなすからです。
当然,与党支持であっても棄権は禁物です。風向きが変わって野党票が伸ばすかもしれないからです。
とにかく,投票あるのみです。これなくして,日本は絶対変わりません。

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2 コメント

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結局 (そらっち)
2009-03-10 11:05:22
西松建設の献金問題に対する東京地検の動きは、
官僚が小沢を嫌ったが為に起こった問題な気がしますね。

特捜も官僚ですからね。。。
返信する
そらっちさま,コメントありがとうございました (おかにゃん)
2009-03-10 23:38:52
こんばんは。
なるほど,政治家主導ではなく,官僚主導捜査だった,っていうオチは十分考えられますね。
だとすれば,民主,自民問わず「片づけ」を行う可能性もあり得ますね。
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