柳沢厚生労働大臣が,松江市の後援会の講演の中で,「女性は子供を産む機械」である旨の発言をしたとして,論議を呼んでいます。
「女性は子ども産む機械」柳沢厚労相、少子化巡り発言(朝日新聞) - goo ニュース
大臣の発言じゃない!
飲み屋のオヤジの会話です,これは。
もちろん,いろんな話の流れの中での一言なので,それだけを取り上げてどうこう言うのは本来的には正しい批判ではありませんが,少なくとも「このフレーズ」は,流れ云々に関係なく,大臣が言うべき単語ではありません。
まず,明らかに女性蔑視です。女性を1人の人間としてみていません。じゃあ,何か,女性は子供産み終わったらもう不要なのか?子供産まなかったり病気等で産めなかったら女性じゃないのか?と突っ込みたくなります。
だいたい,自分がそんなこと言われたらどう思いますか?
「与党の政治家の数は決まっている。金儲けの機械,装置の数は決まっているから,あとは企業が献金を頑張ってくれるしかない」なんて言われたら,それに対して反論しないで黙っていられるのでしょうね,柳沢大臣の場合は。
また,仮にも厚生労働大臣として,少子化対策に取り組んでいるはずです。少子化対策って,「なんでも良いから,とにかく子供さえ産んでくれればそれでいい」っていうそんな雑な政策だったのでしょうか?
そうではないはずです。そりゃ,もちろん究極的には子供を産むことが少子化対策なのですが,そのために社会基盤をどうするのか,福祉政策や医療政策をどうするのか,保育や教育の問題,働く環境の問題などそういう様々な問題を考え検討するのが,少子化対策だと思っていました。
厚生労働大臣が,こんな貧相な発想しか持っていないようでは,少子化対策はまだまだほど遠い話となるでしょう。
いずれにしても,この発言は,明らかに「大臣の品格」を欠く内容と言わざるを得ません。仮に,話の前後関係を踏まえて妥当な流れだったとしても,このフレーズは使うべきではなかったでしょう。
ただ,野党の反撃ですが,決して「言葉遊び」に終始することなく,この発言から,「少子化対策をどう考えているのか」という本質論に向けた議論をし向けてほしいものです。国民は,別に「言葉遊び」を期待しているわけではなく,「その結果」を期待しているのですから。
そういう意味では,野党も真剣に反撃してほしいものです。
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http://uesama.antena.ne.jp/archives/article/7956.html
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http://bluefox-hispeed.iza.ne.jp/blog/entry/110348
http://blog.livedoor.jp/qryuu/archives/50926634.html
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また,仮にも厚生労働大臣として,少子化対策に取り組んでいるはずです。少子化対策って,「なんでも良いから,とにかく子供さえ産んでくれればそれでいい」っていうそんな雑な政策だったのでしょうか?
そうではないはずです。そりゃ,もちろん究極的には子供を産むことが少子化対策なのですが,そのために社会基盤をどうするのか,福祉政策や医療政策をどうするのか,保育や教育の問題,働く環境の問題などそういう様々な問題を考え検討するのが,少子化対策だと思っていました。
厚生労働大臣が,こんな貧相な発想しか持っていないようでは,少子化対策はまだまだほど遠い話となるでしょう。
いずれにしても,この発言は,明らかに「大臣の品格」を欠く内容と言わざるを得ません。仮に,話の前後関係を踏まえて妥当な流れだったとしても,このフレーズは使うべきではなかったでしょう。
ただ,野党の反撃ですが,決して「言葉遊び」に終始することなく,この発言から,「少子化対策をどう考えているのか」という本質論に向けた議論をし向けてほしいものです。国民は,別に「言葉遊び」を期待しているわけではなく,「その結果」を期待しているのですから。
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自分一応女性ですが、この発言については怒りというよりも「厚生労働大臣ともあろうお方が公衆の面前で本音を言ってくれちゃって~」という感じです。柳沢大臣のような感覚のオジサマ方が世の中に多いのも事実だと思うし、出生率などのちょっと的外れな試算で数字ばかりを追っていると女性が装置に見えてくるものなのかな~と。(大臣擁護ではなく皮肉で、です。)
自分の事ばかり書いて申し訳ないのですが、結婚してみたもののいざ子供を産んで育てる事を考えると不安だらけで出産を躊躇してしまいます。
私もおかにゃんさんが言われている「様々な問題を考え検討していく」のが少子化対策だと思います。(と言いながらムズカシイことは私にはよく分からないんですけどね~^^;)
なれちゃってるんだから,日本も大した事ないと思われても
仕方ないような.「美しい国」は絵に描いた餅ほどの現実味も
ないですね.
http://blog.livedoor.jp/tarotohachinosu/
少子化対策は周りの協力がないと何の進歩もありません。独身の方、男性の方、子育てを終えた方などみんなの理解が必要なのです。
産婦人科の減少(実家は特に)、医療費のUPなど病院も深刻な問題だし、子供を育てていく状況も難しいものがありますし。子供を産んでよかったと思える社会作りをきちんとやっていただきたいものです。
自民党に限りませんが,まだまだこういう問題について消極的な議員はかなりいます。
まあ,確かに選挙公約にしていない場合が多いから直ちにけしからん,っていう話にはならないのでしょうが,もう一度憲法よく読んでみろ,っていいたくなりますね。
これが柳沢大臣の本音なのでしょう。
野田聖子議員あたりにガツンと言ってもらいたい感じがします。
しかし,おっしゃるとおり,少子化対策っていろんなことを解決していくという面もあるわけですから,「子供産め」はあまりに短絡過ぎる発言といえるでしょうね。
「美しい国」は,今や内部からずたずたの状態です。
安倍内閣も,そろそろ「美しい去り方」を考えた方が良いのかもしれませんね。
大臣になると,下々の者は「下々の物」としかみないのでしょうね。
献金をする人だけが「人」という扱いをしていると思います,きっと。
選挙の時だって,「投票してくれる機械」としかみていないのでしょう,確実に。
少子化社会対策は,女性1人が行うものではありません。また,若い人たちだけがターゲットではありません。老若男女問わずみんなが対象となっているはずです。
それを仕切るはずの大臣がこの程度の認識しか持っていないと言うのは,本当に失望させられます。
まだ,野田聖子議員の方が具体策をもっていましたよ!(別に支援はしていませんが。)。