今年の紅白の視聴率は,あと364日後でなければ分かりません(笑)。
というベタなボケはさておき,去年の紅白の視聴率が発表されまして,第2部は過去ワースト2位の39.5%(関東)となったそうです。ちなみに,第1部は32.8%(関東)であり,また他の民放は軒並み13%前後ということで,視聴率の分散化が見られたようです。
紅白の視聴率、第2部はワースト2位…K─1が14・7%(読売新聞) - goo ニュース
責任問題考える暇があったら視聴者のことを考えてね
おそらく,NHKサイドとしては,この低視聴率の戦犯を探し,処分するという毎年恒例の行事が始まることでしょう。去年は,この責任を事実上DJ OZMAがかぶった形になってしまいましたが,とにかく「誰かが悪者」にならなければ気がすまないという風潮が残っているようです。
しかし,昔のように80%を取るなんていうのは,今の時代ほぼ不可能な話ですから,あまり過去の栄光に縛られない方がよいと常々思っています。そもそも,歌番組で30%を超える番組であること自体,今の時代では「驚異的な番組」であるといえます。「華麗なる一族」よりも数字が上なのです。だから,つまらない戦犯探しをすることなく,NHKとしては胸を張って「紅白,いかがでしたか?」という態度でよいと思います。
なお,視聴率低迷の理由は,去年の分析結果とほぼ同じですので,こちらを参考にしてもらえればと思います。
とはいえ,今年じゃなくて去年の大晦日のテレビ番組ですが,私は完全にはしご状態でした。したがって,紅白もほとんど見ていませんのでちゃんとしてコメントはできませんが,要所要所で鶴瓶師匠が場つなぎをしているような場面を見かけました。師匠の醍醐味は,本来は時間に関係ないフリートーク(しかもどんどん話が脱線していく)にあるわけなので,厳格運営の紅白にはどうなのかな,と思いましたが,NHK側も気を使ったのか,師匠のみ台本はなかったそうなので,それなりに鶴瓶師匠の味が出せたのでは,と思います。一方で,厳格運営を望む紅白ファンからは「なんじゃ,あれ?」と敬遠されたむきもあると聞いています。
ただ,誰が司会であっても,紅白の基本である「歌を歌う」という構成はまったく変わっていませんから,司会者の腕が即座に数字に反映するとも言いがたいでしょう。
とすると,もしも紅白を見直そうというのであれば,この「基本」自体から検討する必要があるといえるでしょう。司会者をどうするとか,どんなアトラクションをやるかとか,さらには誰が出演して何を歌うかなどは,どちらかといえば枝葉の議論になるのです。
私個人としては,従前から「NHKのマルチチャンネルを十分に生かした構成」を提案してきました(例えばこんなこと)。つまり,たくさんあるチャンネルでまったく同じ紅白を放映するのではなく,さまざまな紅白を報じればよいのです。出演者と司会者のトークショー,視聴者のはがき紹介(双方向),出演歌手のバラエティコーナー,今年1年を今年の曲だけで振り返るなどなど紅白をいろんな面で演じるのです。あくまでも出演者で構成する番組なので,更なる予算はあまり追加しなくても可能だと考えます。
といいつつ,このプランも所詮は枝葉の議論です。もしも,NHKが本気で紅白の今後のことを考えたいのであれば,まずそもそも論として「大晦日に国民に対して何を伝えたいのか」という点から考え直す必要があるでしょう。紅白が大晦日に放送されるようになった時のこと(もっとも,紅白もしばらくは大晦日の放送ではありませんでしたが)からもう一度見つめなおしてみるとよいでしょう。
紅白のような歌番組自体を否定するつもりはまったくありません。大晦日くらい静かにのんびりと新年を迎えるというのも当然ありだと思います。格闘技やバラエティは民放の十八番ですから,やはり「NHKとして何ができるか」という原点から考えてみたらどうかと思います。繰り返しますが,30%台の視聴率ならば十分「お化け番組」だといえます。
さて,NHKは今年の紅白をどう料理するでしょうか。すべてはあと364日後に明らかになります。期待しましょう!!
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TB先一覧
http://blog.livedoor.jp/yswebsite/archives/51863331.html
http://uesama.antena.ne.jp/archives/article/19723.html
http://tetorayade.exblog.jp/7891691
http://blog.livedoor.jp/duskin/archives/51213058.html
というベタなボケはさておき,去年の紅白の視聴率が発表されまして,第2部は過去ワースト2位の39.5%(関東)となったそうです。ちなみに,第1部は32.8%(関東)であり,また他の民放は軒並み13%前後ということで,視聴率の分散化が見られたようです。
紅白の視聴率、第2部はワースト2位…K─1が14・7%(読売新聞) - goo ニュース
責任問題考える暇があったら視聴者のことを考えてね
おそらく,NHKサイドとしては,この低視聴率の戦犯を探し,処分するという毎年恒例の行事が始まることでしょう。去年は,この責任を事実上DJ OZMAがかぶった形になってしまいましたが,とにかく「誰かが悪者」にならなければ気がすまないという風潮が残っているようです。
しかし,昔のように80%を取るなんていうのは,今の時代ほぼ不可能な話ですから,あまり過去の栄光に縛られない方がよいと常々思っています。そもそも,歌番組で30%を超える番組であること自体,今の時代では「驚異的な番組」であるといえます。「華麗なる一族」よりも数字が上なのです。だから,つまらない戦犯探しをすることなく,NHKとしては胸を張って「紅白,いかがでしたか?」という態度でよいと思います。
なお,視聴率低迷の理由は,去年の分析結果とほぼ同じですので,こちらを参考にしてもらえればと思います。
とはいえ,今年じゃなくて去年の大晦日のテレビ番組ですが,私は完全にはしご状態でした。したがって,紅白もほとんど見ていませんのでちゃんとしてコメントはできませんが,要所要所で鶴瓶師匠が場つなぎをしているような場面を見かけました。師匠の醍醐味は,本来は時間に関係ないフリートーク(しかもどんどん話が脱線していく)にあるわけなので,厳格運営の紅白にはどうなのかな,と思いましたが,NHK側も気を使ったのか,師匠のみ台本はなかったそうなので,それなりに鶴瓶師匠の味が出せたのでは,と思います。一方で,厳格運営を望む紅白ファンからは「なんじゃ,あれ?」と敬遠されたむきもあると聞いています。
ただ,誰が司会であっても,紅白の基本である「歌を歌う」という構成はまったく変わっていませんから,司会者の腕が即座に数字に反映するとも言いがたいでしょう。
とすると,もしも紅白を見直そうというのであれば,この「基本」自体から検討する必要があるといえるでしょう。司会者をどうするとか,どんなアトラクションをやるかとか,さらには誰が出演して何を歌うかなどは,どちらかといえば枝葉の議論になるのです。
私個人としては,従前から「NHKのマルチチャンネルを十分に生かした構成」を提案してきました(例えばこんなこと)。つまり,たくさんあるチャンネルでまったく同じ紅白を放映するのではなく,さまざまな紅白を報じればよいのです。出演者と司会者のトークショー,視聴者のはがき紹介(双方向),出演歌手のバラエティコーナー,今年1年を今年の曲だけで振り返るなどなど紅白をいろんな面で演じるのです。あくまでも出演者で構成する番組なので,更なる予算はあまり追加しなくても可能だと考えます。
といいつつ,このプランも所詮は枝葉の議論です。もしも,NHKが本気で紅白の今後のことを考えたいのであれば,まずそもそも論として「大晦日に国民に対して何を伝えたいのか」という点から考え直す必要があるでしょう。紅白が大晦日に放送されるようになった時のこと(もっとも,紅白もしばらくは大晦日の放送ではありませんでしたが)からもう一度見つめなおしてみるとよいでしょう。
紅白のような歌番組自体を否定するつもりはまったくありません。大晦日くらい静かにのんびりと新年を迎えるというのも当然ありだと思います。格闘技やバラエティは民放の十八番ですから,やはり「NHKとして何ができるか」という原点から考えてみたらどうかと思います。繰り返しますが,30%台の視聴率ならば十分「お化け番組」だといえます。
さて,NHKは今年の紅白をどう料理するでしょうか。すべてはあと364日後に明らかになります。期待しましょう!!
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http://blog.livedoor.jp/yswebsite/archives/51863331.html
http://uesama.antena.ne.jp/archives/article/19723.html
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視聴率に縛られすぎる必要はないかもしれません。おっしゃるとおり、昔と違ってチャンネルが増えている(CSもありますからねえ)ので、数字が下がって当然のことです。大切なのは、やはり「大晦日に見られて良かった」と思えるようなものだと思います。
そういう点では、去年の紅白は成功だったといってよいのかなって思います。
今年は久々に最後まで見ました。といっても最初のほうは所々ですが。
鶴瓶さんのアドリブ?といい楽曲も結構あったと思いますよ。
メンバー見て、最初から私は白かな?って思いましたが・・・。個人的に詞がいい曲が多いと思って。
勝ち負けなんて関係ねぇ、視聴率なんて関係ねぇ。
数字ばかりで判断する日本の風潮をそろそろ取っ払うべきでしょうね?
昔に比べて、チャンネル数も増えたのだから、視聴率が上がらないのは当たり前ですね(昨年のコメントにあてはまりますが)。実家のTVは紅白だけで3チャンネルくらいあった気がしますし、録画している番組も同じ時間帯に3つはありました。
紅白,あまり記憶にありません。まだ,例のDJ OZMAの一件の方がはっきり記憶に残っています。
っていうことは,やはり鶴瓶師匠には何かやってもらいたかったかもしれませんね。もちろん,放送できる範囲内でですが・・。
とはいえ,裏番組もこれというものはありませんでした。我が家はダウンタウンメインであとはぐるぐる回りでしたが,ダウンタウンも別に大晦日にやる番組じゃなかったし。
おかにゃんプロデュース大晦日プラントか考えてみようかな(笑)。
紅白は視聴率30%超えたんですね。
そういえば我が家もいつの間にか紅白がついていた記憶がありますが,何が行われていたのかは良く覚えていません。
なにげに仲間由紀恵さんがアシスト的に現れていましたが,今回,司会者が両チーム男性になってしまった穴埋めのような感じでしょうか?
裏番組のK-1も面白くなかったし,結局,我が家で一番盛り上がっていたのは,紅白終了後のジャニーズのカウントダウンライブだったというのがオチでした。
なんとなく時代の流れを感じました。
というわけで,今年もよろしくお願いします!
プロブロガーではないので,毎日更新は大変です。でも,素人らしく思いつくままに書いていきたいと思います。
今後とも,よろしくお願いします。
本年も宜しくお願い致します。
本職が「プロブロガー」とかでもない限り、毎日更新は本当に難しいですよね。^^;
今年も私は「マイペース」でいきますが、おかにゃんさんの色々な角度からの記事を楽しみにしております。