ドラマ「仁」の最終回をまだ見ていない方は,この先ネタばれのオンパレードですから,十分ご注意ください。
さてさて,普段あまりドラマは見ないのですが,TBS系の「仁」は,途中からちょこっと見るようになり,ラスト数話でちょっとハマってしまいました。
その結果,「パラレルワールド」っていうオチで綺麗に片づけたのは,いろんな評価があろうかと思います。まあ,ドラマの要所要所にでてきた「万華鏡」が,まさに「世界が変わる」という意味でパラレルワールドの暗示だったのだと思います。
ドラマそれ自体の是非は,まじめに全部見ていない私が何かいう筋合いはありませんが,今回の「パラレルワールド」については,分かったような分からないような感じになった方も多いかと思います。
確かに,ドラマで山本さんが,事実上解説しており,ある程度それで説明が十分だったのですが,「そもそもパラレルワールドの意味が分からん」という方や,「そうだとしても,つじつまが合わない」などなど感じが方も多いかと思います。
そこで,パラレルワールドについて,改めてざっくり説明するとともに,もう少しドラマとのつじつまが合うように,ちょっと違った解釈を説明したいと思います。もちろん,この解釈は,公式見解ではなく,私個人の勝手な解釈ですから,まあ話半分程度に聞いてもらえれば幸いです。
1 パラレルワールドとは
ドラマ上では,「地層のように歴史がいくつもある」と言ってましたが,ようは,今住んでいるこの世界とは全く別の世界が,同時進行している,っていうことです。
ざっくりしたイメージは,「地球が何個も存在し,それぞれに同じような世界がある。場合によっては,複数の地球に,複数の自分が存在している。」と思ってみるといいでしょう。
2 パラレルワールドの特徴
世界が複数存在しますから,過去の歴史が変わってしまっても,全く問題ありません。いや,むしろその変わった歴史が,そっちの世界では,正当な歴史なのです。
例えば,織田信長が本能寺で死んだという歴史を持つこの世界をAとすると,世界Bでは,誰かが織田信長を救い出し,引き続き生き延びたという歴史が存在しているということになります。これを,同じ世界で両立することはあり得ませんが,全く別の世界(地球)ですから,余裕で両立する訳です。歴史が変わったのではなく,その歴史の世界にいるにすぎないっていうことなのです。
3 今回の仁の事例(ドラマ上での説明)
突貫工事で作りましたこの図を参考にしてください。
仮に,今の世界,すなわち南方仁が最初にタイムスリップした世界をAとしますと,仁がタイムスリップした世界は実はAではなく全く別の歴史をもつBだった訳です。だから,その後,ペニシリンを発明したり,坂本龍馬の暗殺を阻止したとしても,それは世界Bでは普通の歴史の流れに過ぎないのです。
4 ドラマの説明だとつじつまが合わないこと
ドラマで山本さんが説明したのは,そのまま水平移動,すなわち仁は世界Bにタイムスリップしたまではいいですが,仁が現代にタイムスリップした世界もB,そこから次の仁がタイムスリップした先は世界Cという説明をされていました。
ところが,そうすると,世界Aにいる仁に接触できる仁が存在しないことになってしまいます。
また,その後の歴史で,仁友堂があっても仁が存在しないという点や,咲が仁の存在をなんとなくしっていたという点の説明が難しいことになります。
さらに,仁が受けた手術の内容が大きく変わっている点も,この説明だけだとうまくいきません。
5 勝手な解釈・・精神移動
そこで,ここからはドラマにはない解釈でつじつまを合わせるように勝手に解釈します。
パラレルワールドへ移動する場合,リスクとして,「そっちの世界の自分に会ってしまう」ということが挙げられます。まさに,最初の仁のタイムスリップの時はそれにあたります。
しかし,どう考えても,パラレルワールド間の移動をしています。
実は,パラレルワールドには,「肉体移動」と「精神移動」があります。そして,ざっくりいうと,「タイムスリップするときは肉体移動するが,同じ時間に移動する場合は,精神のみ移動する」という理論です。そうすることで,同じ世界に自分が二人存在することが回避できるのです。
この精神移動のタイミングはいろいろありますが,仁の場合,「病気で生死の境を歩む」場合に動いているといえるでしょう。佐久間象山や坂本龍馬も一瞬パラレルワールドに移動していましたが,いずれも大病や大けがのときという設定でしたので,一応つじつまは合います。
6 その前提にした今回のドラマの強引なつじつま
3の図をご覧ください。
ざっくり言うと,世界が3つあったのです。世界Aがいわゆる今の歴史のもの,世界Bは,仁がタイムスリップした世界,世界Cは,実は仁がタイムスリップしなかったが,世界Bのような歴史が動いた世界なのです。
そして,便宜世界Aの仁を仁Aなどと表記しますと,仁Aがタイムスリップした先が世界Bだったのです。なので,そこで仁Bとして活躍します。ここまでは,ドラマの解説と同じ。
ところが,なんやかんやで現代にタイムスリップしましたが,実は,ここで戻ったのが世界Aだったのです。なので,世界Aの仁Aが世界Bにタイムスリップしたわけです。
では,この仁Bはどうしたかというと,その後,手術から目を覚ましますが,眠っている間に精神のみ世界Cに移動したのです。
この世界Cには,仁が江戸時代にいた事実が存在しないが,それ以外はすべて世界Bと一緒なのです。
では,咲はどうでしょうか。実は,世界Bにいた咲Bも,病気で生死の境を歩んでいたときに,世界Cに精神のみ移動したのです。そして,病気の影響もあり,仁の記憶があいまいになってしまったのですが,世界Cの人たちは仁の存在を知らない訳ですから,歴史にも名前が残らないし,咲Cもはっきり思い出せなかったのです。ただ,世界Bの記憶がうっすら残っていたので,恋文を書き,それを仁Cが読み涙した,っていうことになるのです。
つまり,仁と咲は,単に時代を超えてだけではなく,世界を超えても深い絆というか愛があったということになるのです。ええはなしやなあ~!
もちろん,ここの未来Cの手術が絡み,おそらく新たなドラマが始まる,っていうことになるのです。
以上,勝手な解釈を加えたパラレルワールドの説明です。もちろん,これはこれでつじつまは合わない部分があるかもしれません。
まあ,でも,ドラマですから,細かいことは気にせずに,仁の余韻を味わってもらえればいいのではないでしょうか。
【6月27日追記】
パラレルワールドにおいて,なぜ写真や体が急に消えるのではなく,徐々に消えるのかという点につて補足説明します。
仁が持っていた未来とのツーショット写真から未来が徐々に消え,さらには写真自体が消えてしまったなどというシーンがありましたが,これはなぜ起こるのでしょうか。
実は,パラレルワールドに入ってきたものについては,「両立しえない異物は排除する」ことと「この世界に同化できるものは同化する」という機能があります。
そして,同化できる場合は,部分的にその歴史の流れに物や体が変化していきます(バックトゥーザフューチャーで,新聞記事の見出しが変化していくという場面がいくつかあったと思いますが,それが「同化」の例です。ただし,あんな急には変化しちゃだめですが・・。)。
一方,同化は無理だというものについては,消していきます。しかし,歴史の流れの中での変化なので,急激に消えたり増えたりはしません。流れのなかで同化の可能性もあることから,あくまでも徐々に消えていくのです。
でもって,仁の場合,世界Bには,世界Aで付き合っていた未来は存在せず,別人の橘未来(世界Cでも同じですが)という存在になっています。っていうことは,世界Bでは,未来の存在はもとより,仁が未来と付き合ってツーショット写真を撮影すること自体もあり得ないのです。
したがって,世界Bでは,この写真は「異物」として扱われてしまったために,時間の流れにおいて徐々に消えてしまい,そして写真すらなかったことになるのです。
仁の体が消えそうになるのも,仁が世界Bで生活する前提(出生)が実は存在しないため,異物として扱われかけてしまったからと考えられます。しかし,世界Bにいる時間が数年間という短時間だったということから,完全に異物と世界Bが判断しなかったため,歴史の流れに戻され,体が戻ったと言えるでしょう(ちょっと強引!)。
龍馬と仁のツーショット写真が龍馬だけの写真になったのは,世界Cには,江戸時代に仁が存在しない歴史なので,当然,そこには映っていないというだけの話になります。
一方,佐久間象山の持ってきた「10円玉」は,世界Bにおいても「平成22年」の「10円玉」が存在しているため,江戸時代だけで見ると異物かもしれませんが,世界B全体で見たら,決して異物ではなく,同化しうるものなのです。だから,消えることなく残っていたのです。
同様に,タイムスリップした時の医療道具一式も,確かに江戸時代だけで見たら異物なのですが,後の世に存在するものなので,消えることなく残っていたし,スミシリンも6年間存在していた訳です。
つまり,その時代だけでなく,世界全体で見たときに,存在するものか否かという観点から,物が消えたり形が変わったりするのです。そして,「時間の流れ」ですべてが動くため,急に消えたり増えたりしないのです。
【6月27日追記2】
勝手にパラレルワールドの代表的な作品
・紺碧の艦隊(これはベタなパラレルワールド。昭和が「照和」となるなど,明らかに別の歴史が動いている設定。)
・エヴァ(アスカの名前がテレビと映画で違うけど,齟齬はないという説明なので,これもパラレルでしょう。)
・バブルでGO(現代に戻ったら,レインボーブリッジが3本もあるなど,まさに別の世界になっている。)
etc(他にもいろいろあるとは思います。タイムスリップものの多くは,パラレルワールドでしょうね。)
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さてさて,普段あまりドラマは見ないのですが,TBS系の「仁」は,途中からちょこっと見るようになり,ラスト数話でちょっとハマってしまいました。
その結果,「パラレルワールド」っていうオチで綺麗に片づけたのは,いろんな評価があろうかと思います。まあ,ドラマの要所要所にでてきた「万華鏡」が,まさに「世界が変わる」という意味でパラレルワールドの暗示だったのだと思います。
ドラマそれ自体の是非は,まじめに全部見ていない私が何かいう筋合いはありませんが,今回の「パラレルワールド」については,分かったような分からないような感じになった方も多いかと思います。
確かに,ドラマで山本さんが,事実上解説しており,ある程度それで説明が十分だったのですが,「そもそもパラレルワールドの意味が分からん」という方や,「そうだとしても,つじつまが合わない」などなど感じが方も多いかと思います。
そこで,パラレルワールドについて,改めてざっくり説明するとともに,もう少しドラマとのつじつまが合うように,ちょっと違った解釈を説明したいと思います。もちろん,この解釈は,公式見解ではなく,私個人の勝手な解釈ですから,まあ話半分程度に聞いてもらえれば幸いです。
1 パラレルワールドとは
ドラマ上では,「地層のように歴史がいくつもある」と言ってましたが,ようは,今住んでいるこの世界とは全く別の世界が,同時進行している,っていうことです。
ざっくりしたイメージは,「地球が何個も存在し,それぞれに同じような世界がある。場合によっては,複数の地球に,複数の自分が存在している。」と思ってみるといいでしょう。
2 パラレルワールドの特徴
世界が複数存在しますから,過去の歴史が変わってしまっても,全く問題ありません。いや,むしろその変わった歴史が,そっちの世界では,正当な歴史なのです。
例えば,織田信長が本能寺で死んだという歴史を持つこの世界をAとすると,世界Bでは,誰かが織田信長を救い出し,引き続き生き延びたという歴史が存在しているということになります。これを,同じ世界で両立することはあり得ませんが,全く別の世界(地球)ですから,余裕で両立する訳です。歴史が変わったのではなく,その歴史の世界にいるにすぎないっていうことなのです。
3 今回の仁の事例(ドラマ上での説明)
突貫工事で作りましたこの図を参考にしてください。
仮に,今の世界,すなわち南方仁が最初にタイムスリップした世界をAとしますと,仁がタイムスリップした世界は実はAではなく全く別の歴史をもつBだった訳です。だから,その後,ペニシリンを発明したり,坂本龍馬の暗殺を阻止したとしても,それは世界Bでは普通の歴史の流れに過ぎないのです。
4 ドラマの説明だとつじつまが合わないこと
ドラマで山本さんが説明したのは,そのまま水平移動,すなわち仁は世界Bにタイムスリップしたまではいいですが,仁が現代にタイムスリップした世界もB,そこから次の仁がタイムスリップした先は世界Cという説明をされていました。
ところが,そうすると,世界Aにいる仁に接触できる仁が存在しないことになってしまいます。
また,その後の歴史で,仁友堂があっても仁が存在しないという点や,咲が仁の存在をなんとなくしっていたという点の説明が難しいことになります。
さらに,仁が受けた手術の内容が大きく変わっている点も,この説明だけだとうまくいきません。
5 勝手な解釈・・精神移動
そこで,ここからはドラマにはない解釈でつじつまを合わせるように勝手に解釈します。
パラレルワールドへ移動する場合,リスクとして,「そっちの世界の自分に会ってしまう」ということが挙げられます。まさに,最初の仁のタイムスリップの時はそれにあたります。
しかし,どう考えても,パラレルワールド間の移動をしています。
実は,パラレルワールドには,「肉体移動」と「精神移動」があります。そして,ざっくりいうと,「タイムスリップするときは肉体移動するが,同じ時間に移動する場合は,精神のみ移動する」という理論です。そうすることで,同じ世界に自分が二人存在することが回避できるのです。
この精神移動のタイミングはいろいろありますが,仁の場合,「病気で生死の境を歩む」場合に動いているといえるでしょう。佐久間象山や坂本龍馬も一瞬パラレルワールドに移動していましたが,いずれも大病や大けがのときという設定でしたので,一応つじつまは合います。
6 その前提にした今回のドラマの強引なつじつま
3の図をご覧ください。
ざっくり言うと,世界が3つあったのです。世界Aがいわゆる今の歴史のもの,世界Bは,仁がタイムスリップした世界,世界Cは,実は仁がタイムスリップしなかったが,世界Bのような歴史が動いた世界なのです。
そして,便宜世界Aの仁を仁Aなどと表記しますと,仁Aがタイムスリップした先が世界Bだったのです。なので,そこで仁Bとして活躍します。ここまでは,ドラマの解説と同じ。
ところが,なんやかんやで現代にタイムスリップしましたが,実は,ここで戻ったのが世界Aだったのです。なので,世界Aの仁Aが世界Bにタイムスリップしたわけです。
では,この仁Bはどうしたかというと,その後,手術から目を覚ましますが,眠っている間に精神のみ世界Cに移動したのです。
この世界Cには,仁が江戸時代にいた事実が存在しないが,それ以外はすべて世界Bと一緒なのです。
では,咲はどうでしょうか。実は,世界Bにいた咲Bも,病気で生死の境を歩んでいたときに,世界Cに精神のみ移動したのです。そして,病気の影響もあり,仁の記憶があいまいになってしまったのですが,世界Cの人たちは仁の存在を知らない訳ですから,歴史にも名前が残らないし,咲Cもはっきり思い出せなかったのです。ただ,世界Bの記憶がうっすら残っていたので,恋文を書き,それを仁Cが読み涙した,っていうことになるのです。
つまり,仁と咲は,単に時代を超えてだけではなく,世界を超えても深い絆というか愛があったということになるのです。ええはなしやなあ~!
もちろん,ここの未来Cの手術が絡み,おそらく新たなドラマが始まる,っていうことになるのです。
以上,勝手な解釈を加えたパラレルワールドの説明です。もちろん,これはこれでつじつまは合わない部分があるかもしれません。
まあ,でも,ドラマですから,細かいことは気にせずに,仁の余韻を味わってもらえればいいのではないでしょうか。
【6月27日追記】
パラレルワールドにおいて,なぜ写真や体が急に消えるのではなく,徐々に消えるのかという点につて補足説明します。
仁が持っていた未来とのツーショット写真から未来が徐々に消え,さらには写真自体が消えてしまったなどというシーンがありましたが,これはなぜ起こるのでしょうか。
実は,パラレルワールドに入ってきたものについては,「両立しえない異物は排除する」ことと「この世界に同化できるものは同化する」という機能があります。
そして,同化できる場合は,部分的にその歴史の流れに物や体が変化していきます(バックトゥーザフューチャーで,新聞記事の見出しが変化していくという場面がいくつかあったと思いますが,それが「同化」の例です。ただし,あんな急には変化しちゃだめですが・・。)。
一方,同化は無理だというものについては,消していきます。しかし,歴史の流れの中での変化なので,急激に消えたり増えたりはしません。流れのなかで同化の可能性もあることから,あくまでも徐々に消えていくのです。
でもって,仁の場合,世界Bには,世界Aで付き合っていた未来は存在せず,別人の橘未来(世界Cでも同じですが)という存在になっています。っていうことは,世界Bでは,未来の存在はもとより,仁が未来と付き合ってツーショット写真を撮影すること自体もあり得ないのです。
したがって,世界Bでは,この写真は「異物」として扱われてしまったために,時間の流れにおいて徐々に消えてしまい,そして写真すらなかったことになるのです。
仁の体が消えそうになるのも,仁が世界Bで生活する前提(出生)が実は存在しないため,異物として扱われかけてしまったからと考えられます。しかし,世界Bにいる時間が数年間という短時間だったということから,完全に異物と世界Bが判断しなかったため,歴史の流れに戻され,体が戻ったと言えるでしょう(ちょっと強引!)。
龍馬と仁のツーショット写真が龍馬だけの写真になったのは,世界Cには,江戸時代に仁が存在しない歴史なので,当然,そこには映っていないというだけの話になります。
一方,佐久間象山の持ってきた「10円玉」は,世界Bにおいても「平成22年」の「10円玉」が存在しているため,江戸時代だけで見ると異物かもしれませんが,世界B全体で見たら,決して異物ではなく,同化しうるものなのです。だから,消えることなく残っていたのです。
同様に,タイムスリップした時の医療道具一式も,確かに江戸時代だけで見たら異物なのですが,後の世に存在するものなので,消えることなく残っていたし,スミシリンも6年間存在していた訳です。
つまり,その時代だけでなく,世界全体で見たときに,存在するものか否かという観点から,物が消えたり形が変わったりするのです。そして,「時間の流れ」ですべてが動くため,急に消えたり増えたりしないのです。
【6月27日追記2】
勝手にパラレルワールドの代表的な作品
・紺碧の艦隊(これはベタなパラレルワールド。昭和が「照和」となるなど,明らかに別の歴史が動いている設定。)
・エヴァ(アスカの名前がテレビと映画で違うけど,齟齬はないという説明なので,これもパラレルでしょう。)
・バブルでGO(現代に戻ったら,レインボーブリッジが3本もあるなど,まさに別の世界になっている。)
etc(他にもいろいろあるとは思います。タイムスリップものの多くは,パラレルワールドでしょうね。)
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私はビデオをとり、今日”仁”をみましたが、
はっきり言ってスッキリしないエンディングだったので、ビデオを巻き戻したり、パラレルワールドの概念が知りたくて、調べたりしていました。
私は最初の世界Aのみきさん(やはり消えたのでしょうか?)の消息や、世界Aで仁先生がいなくなったこと、その時手術したのも仁自身か?など、考えれば考えるほど分からなくなり、ますます微妙になりました。
結局パラレルワールドに迷い込んだという事は、別の世界で生きていく事になりますよね?
どちらかといえば、世界Aに戻って、みきさんを治してあげて欲しかったです。
感動したけど、スッキリしなかったです。
正解の解釈はなく、
視聴者のそれぞれの想いで解釈すればよいのでしょうが、ドラマでは分かりづらかったです。
管理人様の解釈でだいぶスッキリしてきました。有難う御座いました。
おっしゃるとおり,これは正解がなく,視聴者の想いで解釈してよいと思います。
正直,私もものすごくすっきりした訳ではありません。
ただ,このドラマ,私の説明を前提にすると,「世界Cではみんなが幸せになったとさ」というオチなのではないかと思います。植物状態になった未来(この名前もある意味暗示だったのですね!)も,世界Cではまだ普通だし,仁は未来の手術のリベンジができるし,咲も天寿を全うして医者として歩んだし,野風さんの子供を自分が養女として育てたなどなど。
もっというと,パラレルワールド云々以前に,「タイタニック」のエンディングに似ているなあ,っていう感じもしました。咲さんの生き方に,本来は存在のないはずの仁が強く影響していたからです。
んー,いろんな解釈ができるドラマですねえ。
http://korapisi.exblog.jp/12994914/
隣り合うパラレルワールド間に、互いに大きな差異を許さないテンションが発生すると考えると、「その世界に存在しない記憶がある」という影響力も説明可能かもしれません。
パラレルワールドを,二次元平面でとらえるという発想はナイスアイデアだと思います。そうすると,単純な歴史の流れではなく,自力で歴史を修正するという要素も出てきますね。
仁が世界Aに一旦、戻って精神のみ移動する先を
世界Bにしてほしかったなあ
そんでもって咲は世界Bのままなので恋文にはちゃんと名前が書いてあり
世界Bの仁がいなくなった後の江戸の人々に咲やきょうたろうがお戻りなられた説明をして、みな円満に納得している姿と
現代に戻り世界Bに精神移動のみしたので仁が自分の功績を見つけられ(※)
そして世界Bは仁の功績により、より発展した医療技術と自信を取り戻した仁がいるので手術リベンジ!!が欲しかった
(※)ここで橘未来は名前も写真も瓜二つの仁が現れたので不思議がり医療史を調べているのでいろいろ
調べ始める。ここから仁先生との関係スタート♥
そして手術して完治した未来との関係を含めたシーズン3が今始まる!!
仁は世界Bで異物扱いされないよね?パラレルワールド的には
私も個人的には世界Bに戻り、自分の存在の痕跡が残っていた方がよかったかも、って思います。もちろん、この場合、現代に戻った仁は異物になりません。
でも、過去と現代に2回登場するのがおかしいっていうことになると、ドラマのようなオチもありなのかなあ、って思います。
まあ、いろいろ楽しめるドラマだったのかもしれませんよwww
というかよく考えたら世界Aやばくないか?
仁Aは失踪?
てか一旦戻ってきた仁Bは精神のみ移動するんだよね?精神コピー?
戻ってきた世界Aの仁は抜け殻になっちゃうのか!!?
てか戻ってきた仁は包帯取れたら同じ顔だから
仁Aが失踪扱いだったらみなどういう反応なんだろうか…
まあ,細かいつじつまは置いといて(^_^;),仁Aの身体そのものは,抜け殻,すなわち植物状態になってしまっていると考えてもいいでしょう。あれ,未来Aもそうなっていた?
そうです,きっと,未来も何らかの事情で実は別の世界に移動してたのです。
って考えると,新たなドラマになりませんか??
いろんなドラマが作れそうですよね。