あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
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2010年は「金の切れ目が縁の切れ目」かなあ?

2010年01月02日 21時27分54秒 | 徒然日記
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

個人的には,今年もいろんなチャレンジイヤーにしたいと思います。特に,私が苦手な経済と会計学についてもう少しきちんと勉強してみたいなあと思っています。

ところで,日本はどんな感じになるでしょうか。先日の冗談予言はともかく,今年のキーワード,それは「金の切れ目が縁の切れ目」,そして,「人間関係の仕分け」だと思います。
政権交代によりこれまでのしがらみが大きく変わってきています。今まで自民党支持の団体の多くが,「民主党も支持」に変更してきている他,落選議員の後援会主力メンバーも当選議員の後援会にシフトするなど,「権力のない奴はお呼びでない」という動きが大きく出てくるでしょう。
また,経済界においても,銀行や大手企業は,「儲からない取引先は切り捨てる」ことで自分の会社自体を守ろうとするでしょう。モラトリアム法ができたといっても,中小企業からの貸し剥がしや貸し渋り,売掛金の早期取立,割増手形や金額白地手形発行の強要などを行う可能性が高いです。
国際社会ではどうでしょうか。アメリカは既に,アジアの主力市場を日本から中国にシフトチェンジしました。今後,アメリカは日本との取引はますます減少させ,中国との取引を大きく増やしていきます。これはほぼ確実な既定路線です。つまり,アメリカは,日本を「もう絞ってもあんまりお金が出てこない市場」と見切っているのです。
もちろん,EU諸国も似たような仕分けを始めつつあります。

ちなみに,中国は,実は日本市場の大半を牛耳っています。繊維関係はもちろんのこと,食品関係,鮮魚やカニ資源,そして,アニメやフィギアなどのオタク市場も中国なしでは成立しません。つまり,日本経済の首根っこを中国に握られてしまっているのです。小沢一郎さんが中国詣でしてご機嫌伺いをしているのも,「アメリカより中国に睨まれる方が恐い」っていう危機感を抱いているからなのです。したがって,残念ながら,今の日本はもはや中国に足を向けて眠れないくらい,経済的なしがらみが強くなっているのです。

つまり,政財界や国際関係では,2010年は「金の切れ目が縁の切れ目」となるのです。

これを個人の世界に当てはめるとどうなるでしょうか。
2010年は,逆に言うと,「人の絆を強める大切な時期」と言えるのではないでしょうか。言葉は悪いが,「人間関係の仕分け」が求められるのです。
マクロの世界では「金の切れ目が縁の切れ目」になるので,ミクロの世界たる個々人の世界でも,同様のシビアな話が出てくるかもしれません。また,実際問題として,デフレスパイラルや失業率増加などで,そうとう厳しい社会情勢になるかもしれません。
だからこそ,「真に付き合える人は誰か」とか「本当に自分のことを親身に考えてくれる人は誰か」,さらには「この人はなんとしてでも助けたい」などという「人間関係」を見直す良い機会になるのではないでしょうか。
ただ,見直すというと,人間関係を切り捨てるように聞こえるかもしれませんが,そうではありません。自分の付き合いの中で「打算的につき合ってきていた奴は誰か」っていう点だけを確認するということなのです。もっというと,「より人的関係を密にして,お互いに腹を割ってはなせる関係になろう」っていうことなのです。
こんな時代だからこそ,「人間関係を疎かにしてはいけない」のです。そういう意味での「人間関係の仕分け」が求められると思います。
人間関係の絆を強めることで,例えば治安悪化の抑制や,自殺者の急増を抑制することも可能になります。また,「景気は気から」という説があるくらいですから,それぞれが人間関係で楽しくつき合うことで,重い空気を取り除き,そして人間関係需要を拡大することも期待できます。
もっというと,人間関係の絆のひとつは,「恋愛」といえますが,いわゆる「恋愛市場」も今年はますます拡大するでしょう。もちろん,誤解のないようにいいますが,これは,決していやらしい意味や詐欺的商法の推奨ではありません。まっとうな恋愛をフォローしたり,恋愛をするための真っ当なお膳立てをするための市場です。この恋愛市場が景気回復のカギをの握っているとさえ言えます。まあ,ここは別の機会にお話しします。

いずれにせよ,今年が楽しい年になるかどうかのカギは,「人の絆」だと思います。金だけではない人間関係をしっかり築き,楽しい年を過ごそうではありませんか。

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6 コメント

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同感です (アズキナコ)
2010-01-03 02:56:00
うちの家庭は貧乏生活が当然となっているんで、本当、人の絆のおかげで生きているような状態です。でも、逆を言えば、金が目当てでつながっているっていうのも、悲しい話ですよね。でも、やっぱり、必要最低限度、憲法でも謳っているように、曖昧な基準だと言われても、それを送れるようにする必要があるのだと思います。お金の苦しさは、本当に頭が痛いですが、優しさを忘れない社会であったほしいと切に願います。
返信する
アズキナコさま,コメントありがとうございました (おかにゃん)
2010-01-03 13:55:42
こんにちは。本年もよろしくお願いします。
私も貧乏家庭でしたので,人の絆の大切さを実感していますし,同時に「金の切れ目が縁の切れ目」という冷たい関係も体感しています。
でも,やっぱり世の中の基本は「人」だと思います。お金で悩むこと,苦しむことが多いですが,それを和らげてくれるのはやはり「人」です。
みんなそれぞれが優しさを忘れない社会になればいいなあ,って私も思います。
返信する
出遅れました (時評親爺)
2010-01-03 14:51:00
出遅れましたが、あけましておめでとうございます(出遅れ汗)

メリケンや中国の動向よりも、日本自身の心配をした方がよさそうな気のするこの頃であります(借金大国?汗)

ところでおかにゃんさん・・・

>> 割増手形

とは?・・・初めて聞いたような手形なんですが(謎汗)
返信する
時評親爺さま,コメントありがとうございました (おかにゃん)
2010-01-03 16:02:59
新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします(ペコリ汗)
異国の心配より,まず倭国の心配が第一ですね(倭国貧乏汗)。

ところで,割増手形とは,いわゆる闇手形の一種にございます(金額白地も立派な闇手形ですなあ。)。ざっくり言うと,「手形割引を前提に,振出金額を前もって高くしておく手形」です。利息制限法に引っかからないようにするための便法にございます(くわばらくわばら汗)
返信する
手形割引 (時評親爺)
2010-01-03 16:59:05
お夕方にございます(そろそろ暗い汗)。

”白地手形”は珍しいものではないと思いますが、以下に気付いた点を・・・

> 割増手形とは,いわゆる闇手形の一種

「闇手形」とのカテゴリ?が何だか違和感を持ちました。

> 手形割引を前提に,振出金額を前もって高くしておく手形

件の「割増手形」なるものが”約束手形”であり、振出人(引受人)が手形金額を「前もって高くして」振出す・・・という意味とすれば、手形の振出は振出人(引受人)の手形行為ですから、振出行為を以ってそれを「闇手形」というのは(それが違法性を意味するのであれば)しっくりこない気がします。

仮に割引業者が”XY円で割引くから、額面をWZ円にしてくれ”という約定があったとしても、当該振出行為が(割引料の多寡に依って)瑕疵ある手形行為となるとは言えません。

手形金額と流通段階における”割引”とは別個の問題ですから(手形行為独立)、振出行為それ自体は(例え一部白地であっても)そのことだけを以って”違法な手形”とは言えません。

そもそも手形は無因証券ですから、原因関係自体には関わりなく、手形債務者(振出人または引受人)は振出に依って(物的抗弁・人的抗弁は格別として)最終的に手形債務を負います。

> 利息制限法に引っかからないようにするための便法

また”商業手形割引”は手形貸付たる金銭消費貸借契約の形式を採らない限り、判例法理では手形の”売買”行為とされ、「利息制限法」の適用は受けないとされています(昭和48年最判・・・但しみなし利息の認定や”出資法”の適用を受ける余地がある)。

ワタクシの不勉強は認めますが、「闇手形」とか「割増手形」とかの概念(カテゴリ)は一般的なのですか?(謎)。
返信する
時評親爺さま,コメントありがとうございました (おかにゃん)
2010-01-04 00:27:37
こんばんは。
年初からアバウトな表現になってしまって申し訳ありません(丁重汗)。
前提として,闇手形=違法手形っていう意味ではありません。闇手形っていう表現が誤解を招いたかもしれません。もう少し俗っぽく言うと,「対価のない手形」って言うことになります。
もちろん,これ自体はご指摘のとおり,手形の無因性によりなんら問題はないのですが,ここで闇手形と表現したのは,「そもそも原因債権がないのに,なぜ手形を振り出さざるを得ないのか」っていう背景が結構真っ当ではないっていうことをいいたかったわけなのです(表現力甘かった・・反省汗)。
手形それ自体はすべて真っ当なのであります(そうしないと,決済できませんよね。)。

そう考えると,ご指摘のとおり「闇手形」や「割増手形」という概念はかなりマイナー路線かもしれません(重ね重ね反省汗)
返信する

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