米朝の威嚇合戦、状況はなんとなく第二次大戦前の日米関係に似てるなぁっていう感じ。
— おかにゃん (@okanyan599) 2017年8月13日 - 08:10
でも、第二次大戦前の日本と今の北朝鮮の社会情勢は結構違うので、軍事行動に発展するかどうかは結構微妙かなあって思います。
最大の違いは、「バックヤード」。
— おかにゃん (@okanyan599) 2017年8月13日 - 08:13
当時の日本は、いわば四面楚歌でした。なので、似たような国だったドイツとイタリアと同盟を組む選択肢しかなく、これは日本の領域で戦争するにはほとんど役に立ちませんでした。
一方、北朝鮮はバックに中国とロシアがいますので、四面楚歌にはなりません。
あと、軍事行動に必要なのは大義名分です。日本は、良し悪しは別にして「大東亜共栄圏」という、いわゆるアジア解放という対外的名目がありました。
— おかにゃん (@okanyan599) 2017年8月13日 - 08:16
ところが、北朝鮮は大義名分がなく、せいぜい「防衛行為」ということしかありません。防衛行為なら、アメリカが先制攻撃する必要があります。
一番嫌なのは「代理戦争」です。
— おかにゃん (@okanyan599) 2017年8月13日 - 08:19
アメリカが直接手を出さず、第三国に戦わせるということになると、混迷を極めます。
この場合、第三国とは、韓国か日本になります。
韓国は朝鮮半島統一の大義がありますが、日本の場合、何のメリットもありません。
アメリカは北朝鮮を攻撃することでなんのメリットがあるか?一般に、軍事行動に出るときのは、正義のためではなく、相当な利益確保のためです。過去の例でも、アメリカは単純な正義のための軍事行動をしていません。
— おかにゃん (@okanyan599) 2017年8月13日 - 08:24
北朝鮮は、正直地下資源も乏しく、貿易相手国としての美味しさもありません。
でも、一つだけアメリカに大きなメリットがあります。それは、「中国に対する牽制」です。中国の隣国にアメリカの基地ができらば、それは中国にとって大きな脅威になります。
— おかにゃん (@okanyan599) 2017年8月13日 - 08:28
また、中国との貿易を横取りできることや、逆に中国との直接取引の拡大などの可能性も考えられます。
なお、日本の防衛省では、当然非公開ですが、米朝軍事衝突が発生した場合の様々なパターンを想定したシミュレーションをしており、どれが日本の被害が最小限になるかなどはある程度想定してありますので、とりあえず安心してください。
— おかにゃん (@okanyan599) 2017年8月13日 - 08:34
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます