24日の17:00-21:00の時間限定の入場券で観てきました。
この日の通日は既に完売してましたし、こちらが一番安かったので。
で、17時ちょうどくらいに着いたのですが物凄い人出で..。
スタッフもよくわかってない方が多いのか、onlineで購入済みのチケットの受取先を30分程盥回しにされ怒ってしまいました(+_+)
当日分のチケットを購入する行列..も30分以上待ちでした。
ピカソとかの絵も無造作に飾ってあり、写真も撮り放題。
その前で自撮りしている方も多かったですね。
観に来ているというより、こういう場所に来てる自分が好きそうな方も多かったかも。
ワインとか飲みながら観れるのも良いなと想いました。
まぁ、ワインとかが芸術鑑賞のお伴に最適かどうかは別として。
HALL3のこの人形の側のコンジャンクション辺りはエネルギーの循環点になってたかも。
眼を奪われるのは半世紀くらい前の作品が多く、最近のはピンとくるのは少なかったです。
廻った順に印象的だった作品です。
ピカソとかの大御所方は混雑してたりで撮ってませんが勿論良かったですョ。
引力のある作品は立ち止まってずっと観ていたくなるような何かがそこにありますね。
もっとゆっくり観れるチケットのほうが良いかもしれません。
この時期色々なアートの祭典が香港中で催されているようで..。
某ホテルでのVIP招待客として観られた方々なんかはラグジュアリーな雰囲気を愉しまれたそうで..。
「イイですね~..」と返しながら、こういう集金的な催しそのものに対する滑稽さもちょっと感じました。
手塚治虫さんの漫画でばるぼらというのが唯一手元にあるのですが、その中で..。
こんな場面があるんですね。
美倉「なんでこんなうすぎたない所に住んでるんだ?」「これだけの価値の芸術品にかこまれているのに。」
ムネーモシュネー「笑わせちゃいけないよ。」「芸術というのはまずしいものさ。ぜいたくにつくるもんは芸術じゃない商品というものだよ。」
ゴッホの作品は生前一枚しか売れなかったそうですが..。
だからあれだけの引力が宿ったのかもしれないなぁと(・ω・)
そう言えばこの漫画の美倉洋介は政治家に転身する方に向かう中で作家としての才能を失っていきますが..。
余計な事をすると、乙武さんじゃないけど、人間は運を落とすのかなぁと想いました。
帰りに湾仔の駅の近くで食べた北京水餃麺、展覧会帰りの方も多かったです。