仕事の遅い人と早い人

工務店の現場を管理している時、仕事が遅い人たちが居ました
このくらいで終わるだろう・・・と工程を組んでも遅れてしまいます
「なんで遅いの？」
本人達はサボってるつもりはないので、原因は違うところにあるのかもしれない

□段取りが悪い
□着手までの考えている時間が長い
□仕事の内容を理解するのに時間がかかる
□手戻りが多い
□一度にたくさんの事を考えられないしできない
□仕事が遅いのは内容が面倒で手間がかかるからしょうがないと最初から自分に甘い
□焦って仕事をしたくない
□焦って間違っても時間がもったいないと理由をつけて急がない

などなど・・・
仕事が遅い人はそんな傾向がありました
仕事が早い人はその逆なんです

□段取りがいい
□着手までの考えている時間が短く進行させながら考えている
□仕事の内容を理解するのが早くベストな作業手順を考えられる
□手戻りが少ない
□一度にたくさんの事を考えられチーム全体を掌握できる
□仕事を始める時に時間短縮に勝負を掛けて自分に気合と発破を掛ける
□常に集中しいしょけんめい全力で取り組む
□時は金と理解して時間短縮の工夫をする

その差は歴然です


社長は仕事の遅い大工さんたちをいつも怒り貶し詰っていました
自分はできるのでできない人が許せないのです
でもこの世の中できる人間だけが大きな顔をしてできない人が萎縮するようになれば大変です
本当にできる人はどんな能力や性格の差があっても、それぞれの持ってる力を最大限に引き出させてあげて、仕事が楽しくできるように準備し手配できるはずです

先頭を突っ走るだけの社長にはそれが欠けていました
その間に挟まって苦労しましたｗ