できる人は自慢しない

高校を卒業してから会っていなかった同級生に２８年ぶりに会って来ました。
在学中は常にＴＯＰの成績で、就職先はスーパーゼネコン、忙しくしていて卒業２０年目のクラス会にも欠席していました。
去年、別の同級生から彼の噂を聞き、現在は札幌支店に居るとのこと。
そのスーパーゼネコンとは仕事でお付き合いがあり、どんなポジションでどんな仕事をしているのか気になっていたので挨拶へ行くことにしました。
所属が不明なので総合案内へ電話し繋いでもらい、忙しい中夕方５時過ぎにアポを取れました。
高校時代のイメージとは違い、頭髪がグレーになりすっかり紳士になっていました。
気になっっていた彼の仕事は落札した物件について、現場が始まる前に実行予算を組んで、会社の利益を生み出す作業で、その総括責任者でした。
「高卒」の壁を実力で壊し、這いあがった管理職でした。
とりあえず直接関係する仕事ではなかったのです・・・でもそんな事を考えている自分はズルイ奴かもしれないと思いました。
普段付き合いもないくせに、なんか自分に得になるかもしれないと同級生づらしてへらへらと会いに行き、なにも得にならないとわかるともう会う気にもならないなんて・・・ｗ
そんな自分とは裏腹に、彼はまったく偉ぶることもないし、これまでの功績を自慢するわけでもないんです。
「いつでも近くに来たら寄ってって」・・・やはりできる人は違うわ。
彼がこれから先、もっと偉い役職についても、それにあやかるだけの卑しいことはしないようにいたします。