スィートノベンバー・・・１１月は「運命の恋」の月

僕は何の為に小説を読み
映画やドラマを観ているのか解らない時期があった
それらの作品の中には愛が溢れているのに
現実の自分はどうだ

朝起きてキスをする相手も居ないし
いただきます、ご馳走さまを言う相手も居ない
仕事から帰って来ても労ってくれる相手も居ないし
夜はいつも通りに一日のブログを書いて一人で時間通りに眠る
話し合って夜更かしする相手も居ないのです

こんな愛の無い生活をしているのに
なんの意味があるのか？

そんなことを悩んで居た時期に観た映画「スィートノベンバー」
当時この映画の本質がよくわかりませんでした
でも今観ると感動するシーンや台詞がたくさんなのには驚きです

「あなたのちからになりたいの」
「あなたを救えるわ」
「お願い、行かないで」
「行きたくないのがわかるから」

サラの献身的な気持ちや行動がまるちゃんとダブってしまうのです
逆に少しずつ変わって行くネルソンに自分がダブり
仕事を蹴り彼女の元へ花束を持って戻ってきたり
感謝祭の彼女の為の真心のプレゼントや
部屋中１１月のカレンダーで埋め尽くす思いやり
「僕らの月には終わりがない」

僕がまるちゃんと出逢って変わったのでしょう
その気持ちが判り感動できるのかもしれません

最後は悲しい結末なので辛いのですが
いい映画です
まるちゃんありがとう、愛してる
ＳＤ２（８５６）ＢＴ０（１４４）