奈良県吉野郡川上村は中奥川
以前にアマゴ釣りで源流まで釣行・遡行を繰りかえしたお気に入りの川。
その中奥にマンガン鉱山がある。 これは探しに行かねばなるまい。
地理的に引水と近いし、結晶のはっきりしたパイマン出るかもと思うとウハウハだ。
R169 白川渡から中奥川沿いに進む。相変わらずの透明度に心を洗われるような気分になる。
適当に村人に聞き込み開始。
すると 「おー 以前にも3人組のんが聞きにきたナー」と オンジ。
棚に上げつつ、石マニア恐るべしと思った。
「んー 口では説明難しいな。 ちょっと待ってやー」とオンジは家に戻り、
紙とペンでなく蝋石を持ってきてくれた!
地ベタに落書きのように宝の地図を書いてくれる。
有難く頭に叩き込んで礼を言い、車を進める。
入り口であろう場所に付近に駐車し、長靴に履き替え・虫除けをスプレー、グローブはめて準備完了。
足元ヨーシ! と杉林に踏み込んで1分。
ヒルが数匹、鎌首もたげて手招きしてる。
マドハンド!!!!!!
「ヒルやー!!」と相方に叫び 阿鼻叫喚の形相で車にヒル除けを取りに戻ろうと、
足元を見ると長靴にすでに2匹が這い上がってきているではないか。
言葉にならない叫びを発しながら ヒルを払いのけると 相方に向けてヒルが飛ぶ。
過去に吸われた事のある相方は 冷静に 「こっち飛んできたし!」とのたまう。
その時既に相方の長靴にも2匹這い上がってきてた。
二人で慌てて払い除け、そそくさと車へ戻る。
そそくさと中奥を去った。
晩秋にリベンジを誓う。
勇者のために オンジの宝の地図を載せておこう。