やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の小さな麦酒屋さんの奮闘記と、訪れた仲間たちのブログです

ご冥福をお祈り申し上げます

2013-11-09 17:45:22 | 日記
島倉千代子さんが肝臓がんで亡くなられていたそうな。

テレビで見ていたら、向かいのカラオケ屋から“人生いろいろ”が聴こえてきた。
しばらくあちこちのスナックで嫌ってほどかかるんやろね。

芸能人はそうやって残していけるものがあっていいなぁ。

私には何が残せるんだろうか?

ふと思った。

島倉千代子さんにはなんの思い入れもないけど、人生いろいろの歌詞に思いを巡らせた。
“死んでしまおうなんて、悩んだりしたわ。薔薇もコスモスたちも枯れておしまいと”

彼女はいつも独りでいたそうだ。
柔らかく、可愛らしさも感じさせる彼女の外見。
しかし、その奥にある厳しさが人を遠ざけたのだろうと。
どうしても感じてしまう。

あるべき美しい世界が彼女にどう見えたのか?

せめて、いろんなしがらみや孤独から解放されて欲しいと思うのです。

ありきたりな言葉を言う気にはなりません。

大体、皆さん意味わかって使っているかも不明です。


-以下引用-

《ご冥福をお祈り申し上げます》
厳密に云えば仏教の世界では、生前よほどの悪行をなした極悪非道な人物でない限り、閻魔様に審判を受けた後に罪を許されそのままちゃんと御仏の導きで成仏できますので、正式には 「哀悼の意を表します」「哀痛の極みに存じます」「謹んでお悔やみ申し上げます」 などというのが正しかったりします。 亡くなった人や遺族に 「ご冥福をお祈りします」 などと云うのは、「私が祈らなければ、悪行のせいで無事に冥土にたどり着けないかもしれない」 と云うに等しく、実は失礼にあたったりもするようです。

《ご愁傷様です》
一般の方が、葬儀に参列した際の「(このたびは)ご愁傷様でございます」という言葉の使い方についてです。お葬式の場に、ほとんどの方は慣れていません。そんな、何を言っていいか分からないときに「ご愁傷様でございます」という日常的ではない言葉を使うことによって、過不足なく自分の気持ち(弔意)を伝えることができ、参列者は救われるのだと思います。ある意味、代々受け継がれてきた葬儀における智恵の言葉だと言えるでしょう。ただ遺族のことを思うあまり、ご愁傷様という言葉が凡庸(ぼんよう)すぎると思う方もいらっしゃると思います。そして、そんな人は遺族を何か元気づけることができる気の利いた言葉を必死で探そうとします。その結果、「元気出してね」という禁句(グリーフワークの考え方では、遺族に元気を出せというのは禁句です)を、言ってしまいます。(参照ページ:「お葬式で使ってはいけない言葉」も、併せてお読みください)そもそも、口にしただけで遺族の悲しみを取り去ることのできる都合の良い「魔法の言葉」というのはない、と考えた方がよいでしょう。厳しい言い方をするのなら「何か自分の発する気の利いた言葉で遺族を元気づけたい」という気持ちは、遺族の苦しみを和らげることができない自分の苦しい立場を抜け出したい、という自分勝手なわがままだとは言えないでしょうか。だからお葬式の時は「ご愁傷様でございます」という過不足のない一言でよいのだと思います。