やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

ホップのお勉強

2014-02-25 20:26:38 | 日記
週末のホップの勉強会の参考資料作りました。

【ホップとは】

蔓状の雌雄異株の植物。ビールには雌株の「鞠花(まりはな)」と呼ばれる部分のみを使用する。その多彩な役割からドイツではビールのために生まれた「緑の黄金」とも呼ばれる。主な役割としての「殺菌」「苦味」「香り」の他に、麦汁の過剰なたんぱく質を沈殿・分離させ、ビールを清く澄ませたり、ビールの泡持ちをよくするなど。ドイツの「ハラタウ」やチェコの「ザーツ」種はあまりにも有名。12世紀頃からホップが本格的に使われるようになる前は「グルート」と呼ばれるいくつかのハーブを纏めた香味料が使われていました。

【ホップの種類】

●カスケード CASCADE(アメリカ)

アロマタイプのホップで、柑橘系を思わせる個性的な香り、ビタリングホップとして使用されるとソフトな苦味が生まれ、アメリカンタイプのエールやポーター・スタウト・ウィートビアなどに幅広く使われているホップです。

●パリセード PALISADE(アメリカ)

バランスよくフルーティーなホップアロマが特徴のホップを使用したシングルホップIPAスパイシーなシトラスホップで、コリアンダーのような余韻が感じられます。

●ハラタウ HALLERTAUER(ドイツ)

伝統的なドイツ種のアロマホップ。多種類のビールに使用できるホップ。スパイシーなアロマがあり、ビタリング、フィニッシングホップとして使用。ラガー系、ピルスナー、ボック、小麦系等。

●カリプソ CALYPSO(アメリカ)

りんごや洋梨のような香りたち、口に含むと紅茶のような雰囲気を纏います。
アサヒが株主優待のビールに入れていました。

●ブラボォ BRAVO (アメリカ)

ほのかに甘く、柑橘系を思わせる芳醇で華やかな香り。フルーティーでフローラルな香り。“グランドキリン”に使用。

●ネルソン・ソーヴィン NELSON SAUVIN(ニュージーランド)

ここ数年、クラフトビール業界で人気が高いホップの一つで、白ぶどうを思わせる華やかなアロマが特徴的です
「薫り華やぐヱビス」に使われました。

●アマリロ AMARILLO(アメリカ)

シトラス、フラワリーアロマのあるホップ。 Cascadeタイプのホップとして使用されています。

●シムコーSIMCOE(アメリカ)

オレンジやシトラスのアロマ良質のアロマを持つビタリングHOPとして知られています。

●シヌック CHINOOK(アメリカ)

高苦味価にも拘わらずアロマの品質が良好のビターホップ。パイン、グレープフルーツのような強いスパイシーなアロマがあります。
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27日(木)お休みさせてください

2014-02-25 14:13:07 | 日記
急で申し訳ないのですが…
木曜日お休みさせてください。

その代わり、定休日の土曜日の15時から、ホップの勉強会を開かせていただきます。
9種類のホップのサンプルを実際に飲み比べてみませんか?
参加費は1000円。
終わった後に、有志ですき焼き食べようと思いマース( 〃▽〃)
先着5名です。
いかがですか?

予約制なので、お店まで連絡下さい。
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