やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

今度とお化けは

2014-08-19 16:19:50 | 日記
お仕事前にいつもの珈琲。
珍しく、カウンターには女性がいた。

自分が何してるか、あなたは何をされているか?プライバシー言うのも聞くのも野暮だと思っているし、何となくしていた。

それと…正直、何か中途半端に地味で、興味がないタイプだった。
これが、豪快にビールを飲んでいるなら興味も沸くが、やけに飲むのが遅い。

以前、行きつけの居酒屋で、日本酒を並べて豪快に飲んでいる私に声をかけてきたオジサマ、今ではすっかり仲良しだったりする。
似ている、正反対、人はそこに惹かれるもんだ。
出会いってそういうもんでしょ?

人生半分越えると、誰と出会っても嬉しいわけではない。
つまらない話、長々と聞かせられたくもない。自分の価値観からの説教も今更要らない。

職場では仕方がない。それでお金をもらっているからね。

合わない、興味がない人とはオフでは話したくない。

お店のオーナーご夫妻と私の会話から、私が飲食店やってることが分かったのか、彼女は私に何処でやってるのか聞いてきた。
私の代わりにオーナーが場所を説明する。
“ゴードンの隣”
“ブルースの隣”
どちらもうちより後にオープンした店だが、彼女はそれで分かったようだった。

それでいて隣の十月祭は“知らない”と言った。

まぁ、企業努力不足は置いといて、いい気はしなかった…
気の合わない人の趣味も話もつまらない。見ているもの見えているもの、愉しいと感じるものが違うのだ。だから対応は大抵不快でしかないものだ。

それでも彼女は言った。

“今度行きますよ”

出たよ…
しょっちゅう言われる気のない言葉。
本気にするほどバカじゃないし、聞き流せるほど大人でもない。

“そう言うこと言ってくれなくていいですよ”

みんな言うよね。
お店やってる人にはそれって言わなきゃいけないのかねぇ?
十月祭のオープンもあるから、お店を後にした。

今度とお化けは出た例がない。
コメント
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