やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

盲信

2017-07-05 16:10:12 | 日記
昨夜は台風接近による雨予報。
折り畳みの笠は持って出たものの、一度も開かず十月祭。

念のため、濡れてはまずい段ボールは表に出さず、店内はいつも以上にゴタゴタ。

こんな日に誰が来るのだろうと思って気は入らず、ダラダラとお店の準備。

幸せなことに、雨だろうが雪だろうが毎週やって来るいつもの方が来店。

私の気持ちを気遣って、早々にマースをご馳走になりました。
言葉は少ないけど、これが一番安らぐんです…実際。

二人でテレビのクイズ番組を解き合って、お喋りしていたら…
パラパラと人がみえ、意外な雨の火曜日になりました。

お店を定時に閉めて、知人の店を何軒か用事があってハシゴ酒。

明け方家に着くまで、一度も傘を使わなかった。

「やっちだから」
冗談っぽくそう言われるのもちょっとあるけどさ…

私は天気予報を信じ過ぎない。
ネットの情報もお奨めの店も盲信しない。
自分の感覚を大事にしているの。

最近の天気予報は大きな確率で当たる。
でもさ、皆さん信じ過ぎじゃない?

台風、雪、雨…

予報があると、十月祭だけでなく街は静か。
静かな街は効率がよい。
自分の歩く速いスピードで人を避けずに歩ける。
目的の店はガラガラで、店主は独り占め、お奨め料理をのんびりと食べられる。

有るかどうかも分からない事象を、畏れて怖がって、避けて通って、気が付いたら皆同じようにしていて。
いつもいつも群れをなして。
長蛇の列でぎゅうぎゅうで、奪い合いで、ぶつかり合いで…。

私はどうして皆で同じ行動をとるのか全く分からない。
自分の感覚を研ぎ澄ませて、自分の判断で行動出来なくて。

毎日毎日そうしている人は、長い人生大きな時間と出会い、他にも色々…
容易く得られないのだと思う。

決まりきった囚われた人生なのだと思う。
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生きていくって

2017-07-05 15:49:40 | 日記
メアリー 「もう限界なのよ!」

トム 「また傷付くのが怖いんだね。
でも、これだけは聞いて。僕たちは何度でも傷付くだろう。それが生きていくって事なんだ。
でも、だからって最愛の人を諦めちゃいけない。」

(ドラマ“ダウントンアビー”より抜粋)

イギリスの長寿番組。登場人物たちが其々の個性を持ちながら、関わりながら、何年にも渡って放映されている。

メアリーはダウントン邸宅の当主の令嬢、トムはその妹の旦那さん。
彼女は旦那様を車の事故で亡くしていて、次の恋人もカーレーサーなのが怖くてしかたがない。
トムが“勇気を持て!”って励ますシーンです。

他にも名台詞があって、気ぐらいの高さゆえに行き場がなくなり他人を攻撃してしまうメアリーにトムが放つ言葉。

「臆病者!だから他人を攻撃するんだ!」

強がってる人に限って多いですよね?
味方を増やすために有りもしない敵の悪口を言いふらしたりするとかね。

ドラマから学ぶことは多いです。

私は何をされても反撃しませんよ。
同じく身を落としたくないですから。

孤高で構いません。
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