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世界遺産へお願い

2020-06-01 13:01:57 | ◇ トピックス          

岐阜県から富山県に亘る「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は今日から閉鎖を解除しました。
まだ一部の施設は休業し、段階的な訪問や入場制限などをお願いしています。

世界文化遺産にも登録されている茅葺の建築が有名なところです。
この名前の由来は、掌を合わせたような山型に組む小屋組みを
「合掌」と呼ぶので、そこから合掌造りと言われるようになったようです。
でも、敬意の表しである合掌とも何か通じるものがあるような建築ですね。


⇒白川郷観光協会

合掌は、両手を合わせることです。
古くからのインドの礼法で、右手は清浄、清らかな手であり仏の象徴、左手は不浄、悪い行いの手であり衆生を表しています。
両手を合わせることにより、仏と衆生がひとつになり成仏できるとされている。
他の人に向かって合掌する時は、相手への敬いの念を表します。
食事の前に、手を合わして「いただきます」というのも、食材の命に対する感謝の気持ちですね。



今、合掌すれば、コロナウィルスが一日も早く終息しますようにとお願いしそうです。
目に見えない力にすがるのもい自然な気持ちです。
同時に自分自身の気持ちを落ち着かせることもあります。
当分緊張感のある生活が続きそうですが、不安になりすぎず、かといって油断せず、きっと平穏な日々が来ると信じたいところです。


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