旧暦8月15日の月を中秋の名月といいますね。旧暦で秋の期間は7月から9月までを指します。8月15日がその秋のど真ん中ということで、中秋となるわけです。というわけで、秋のど真ん中8月15日の月を中秋の名月と呼びますそして、この旧暦の8月15日を現在の太陽暦に当てはめると、今年は9月29日になります。
⇒国立天文台
今年の中秋の名月は満月と重なっています。中秋の名月が満月かというと、正確 . . . 本文を読む
曼殊沙華(まんじゅしゃげ)吉兆の印として、天から降る花として法華経の経典に記されています日本では、毎年秋のお彼岸の頃に花を咲かせる彼岸花の別名となっています球根の頼りがいのある毒球根には毒があり、かつて土葬であった頃には遺体を田畑では作物を、ネズミやモグラなどの動物から守るため人間が植え付けたとされています球根には毒だけではなくでんぷんも含んでいます球根を水にさらしておくと毒が薄まり、飢餓などのと . . . 本文を読む
昼と夜の長さが同じ秋分の日を中日とした7日間の彼岸の終わり彼岸は、何事にも偏らないという中道の象徴でもあります(仏教的に偏らないという言葉の背景にはもっと深い意味があるようです)
中道を抜け、これからは夜が多くなり、偏っていく期間となります偏らないというのはなかなか難しい自分の考えを持ち、さらにそれが突き詰められれば信念となり、偏りは重みを増していく偏らなず公平にと意識をしていても、無意識に偏っ . . . 本文を読む
8月10日は「道の日」昭和61年に現在の国土交通省によって、身近な社会資本である道路の意義や重要性を再認識するために設けられたものです。由来は大正時代の第1次道路改良計画の実施ということによるそうですが、道という言葉から連想される様々な情緒的なイメージからは遠いもので、型ぐるしい気もします。ただ道は人にとってそれぞれ心情的に特別な存在にもなります。かつて西田幾太郎などの哲学者が、思索し議論しながら . . . 本文を読む
春のために寒い冬を乗り越える冬芽冬芽は「とうが」「ふゆめ」と読みます。個人的にははっきりとわかる「ふゆめ」より、「とうが」の響きの方がお気に入りです。梅、桃、桜は同じバラ科といっても、それぞれ個性があって冬芽もまた随分違うものです。寒さに強い梅は、冬芽の皮も薄そうです。画像の中央にある小さな芽は、葉の入っている葉芽(ようが)花が葉より先に咲きますから、花の芽の方が大きいです。⇒気ままに自 . . . 本文を読む
風に吹きつけられ樹木は氷に覆われ、雪が背中に積もる。風上に抵抗するように体を折り曲げる。⇒蔵王ロープウェイすっかり姿は見えないが、この中で樹木は生きている。1年中緑を絶やさない針葉樹は、じっと我慢している。⇒河北新報春になって樹氷が消えたころには、緑が復活して違う光景を見せてくれます。 . . . 本文を読む
世界遺産に登録されている岐阜県白川郷の合掌造り集落今年は、豪雪ですっかり雪化粧となり、2月下旬まで日曜日毎にライトアップされます。⇒白川郷観光協会⇒朝日新聞近年雪が少ない冬もありました。2020年のライトアップは、雪が降らず違う光景を映し出しているようです。⇒産経フォト雪が家々に積もっている様子を見るとたった二行の詩が浮かんできます。三好達治 「雪」 太郎を眠らせ、太 . . . 本文を読む
冬至”shortest day of the year”一年で最も昼が短く、太陽が最も低くなる日日本では北海道で9時間、沖縄で10時間ぐらいでしょうか。夕方になると「もうこんなに暗くなって・・・・」と思いますね。北へ行くほど昼の時間は短くなります。アラスカでは3時間ほどのようです。ほぼ一日中夜のような感じでしょうね。アラスカ 冬至の日の太陽が最も高い点まるで日の出のようです . . . 本文を読む
ケニア北部では深刻な干ばつとなっています。干ばつは今回に限ったことではありませんが、年々その周期は短くなり、ダメージ大きくなっていっているようです。家畜の牛の死骸⇒ALJAZZERA野性動物も生きていけません彼らはこう言います'If they die, we all die' 「彼らが死ぬと我々も死ぬ」⇒AP東京大大気海洋研究所の木本昌秀教授の説明によると「温暖化すると、降るこ . . . 本文を読む
各地で紅葉が見ごろを迎えていますが、北から落葉が始まり、近畿ではピークまで少し時間がかかりそうです。青森県十和田市 紅葉の絨毯⇒デーリー東北紅葉は葉が命を終える最後の姿緑を保てない葉は、木にとっては負担であり不要となります。木も来るべき冬に備えて栄養を貯めなければなりません。葉は最後の栄養分を木に送り、そして短い命を果てます。江戸時代後期の曹洞宗の僧侶良寛の辞世の句があります。新潟県出雲 . . . 本文を読む