4月22日は「International Mother Earth Day 国際母なる地球の日」
冒頭はこう始まります。
”Mother Earth is clearly urging a call to action.”
「母なる地球は行動を強くもとめています」
気候変動による多くの自然災害と人の手による自然破壊、農業や畜産業の推進などにより生物多様性が破壊されている。
現在の新型コロナもこのことが原因であると言っています。
そしてこうした感染症はゴリラやチンパンジーなどの類人猿に破滅的な損失をもたらします。
⇒United Nations
生物多様性が失われることが、なぜ感染症のリスクを増すのか。
アメリカの生態学者達が次のように報告しています。
森林破壊などの環境破壊により、病原体の拡大を防ぐ緩衝機能を果たしていた種が絶滅する一方、病原体を運ぶ宿主や媒介生物が生き残る結果、感染症が増加し、健康被害を助長するとされる。
病原体を増殖させる生物が生き残りやすい理由は不明だが、これを防止するには自然生息地を保全することが最良の方法だという。
1950年代以降、世界の生物多様性は空前のペースで減少している。
また、人口増のため、農地の開墾や野生生物の狩猟を通じて新種の病原体との接触も増えている。研究者らは、多数の家畜等を飼育する場所での慎重な監視を呼びかけている。
⇒環境展望台
母なる地球が求めている行動、私たちが今すぐに行う、行える行動には次のようなものがあります。
⇒United Nations
5-Minute Shower-節水、Bring Own Bag-自分のバッグを持つ、Drive-less-運転を減らす、Lights Off-消灯、Refil and Reuse-詰め替えと再利用、Recycle-リサイクル、Local Produce-地産地消、Unplug-プラグを抜く、Meat-free Meals-肉なしの食事、Zero-Waste fashion-廃棄物ゼロのファッション
最後の廃棄物ゼロのファッションというのは、繊維産業が温室効果ガス排出量の約10%も占めているということからきています。
また繊維産業の排水は世界の20%を占め、衣服の85%は再利用されず埋め立てか焼却処分されています。
物流やエネルギーなどの産業ばかりに目が行きますが、身近な衣服にも気候変動に対して大きな影響力があることを忘れてはいけません。
要らなくなったからと言って、古着をポイと捨てるのは大げさに言うと地球の破壊に加担しているということになりますね・・・・
生物多様性の減少が新型コロナウィルスのような感染症のリスクを高めている、という主旨に実感として理解するには距離がありますが、今すぐにできることは今すぐにやっていくことが必要ですし、人類の義務といえるかもしれません。
簡単なことなんですが、なかなか常に実行するとなると・・・・なんてこと言っている場合ではないようです。
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