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1年に2回、太陽の光は地球の軸に対して垂直に当たるので、昼と夜は同じ長さになります。
これは春分の日と秋分の日です。
⇒Playa del Carmen Blog
春と夏のお彼岸は日本独自のものですが、古来より昼と夜が同じ長さの日は特別に扱われてきました。
多くの国々でこの自然現象を神秘的、象徴的に考えられていたことを示す遺跡が残っています。
メキシコマヤ文明の遺跡に残るピラミッド「カスチーヨ」は、春分と秋分に不思議な光の象徴が現れます。
7つの三角形の光がピラミッドから連なり、マヤの最高の神である蛇(ククルカン)の胴体となるのです。
1時間弱この姿が見られるようです。
光の先にあるククルカン(蛇の神)
⇒Playa del Carmen Blog
アイルランドにある石の防壁「アイリーチ」では、その日に差し込む光が中央から北と南に分けます。
⇒GUARDING GRIANÁN AILEACH
⇒GUARDING GRIANÁN AILEACH
⇒DONEGAL DAILY
他にもアンコールワットやイギリスのストーンヘッジなど、年に2回の日の光に合わせたモニュメントや建物などがあります。
地球が真っ二つに割れているのではなく、平等に昼と夜が分かれている日なのです。
流れの中では、分れ目、分点です。
1年の中でやはり特別な日なのです。
お彼岸はあの世とこの世が一直線で結ばれ、浄土への道が最も近くなる日とみなされ、中日をはさんで3日間ずつ善行(修行)の日とされています。
ご先祖様が戻ってくるというお盆に比べて、お彼岸はすっと腑に落ちないのですが、やはり特別な日には違いないように思います。
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