地球上の氷の90%は南極で占められています。
北極の温暖化による海氷の溶解がよく話題になりますが、南極大陸の氷が解けるとさらに問題は深刻です。
以前から南極大陸東南部最大ののトッテン氷河( Totten Glacier)は、暖かい海流がその下に流れ込んでいると観測されていました。
空からの調査や衛星データでトッテン氷河が薄くなっていることはわかっていたのですが、科学的データが不足していました。
南極大陸 トッテン氷河の位置
⇒green left
そこで今回、日米豪で本格的な観測を開始しました。
何が起こっているのか、正確に把握することによって、南極の状況を把握し将来の対応に役立つことが期待されています。
⇒朝日新聞
1901年から2010年で海面が19cm上昇したとされています。
今後2100年までに最大80cm海面が上昇するとも予想され、海面下に沈む島もあり、日本でも砂浜の大部分が失われる可能性があります。
いずれ経済や社会活動が本格的に再開され、温暖化の問題は深刻になっていきます。
地球が誕生して46億年と言われていますが、本当にこれから先どうなるんでしょうね。
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