お彼岸のこの時期を図ったように咲くのが彼岸花
決して咲く時期を裏切らない律儀な花です。
各地で彼岸花の様子が伝えられています。
福岡県宮若市の犬鳴川河川公園
堤防の斜面に赤が染まります
⇒朝日新聞
佐賀県小城市「江里山の棚田」
棚田に彼岸花が似合います
⇒朝日新聞
球根には毒がある。
この毒はネズミやモグラなどの動物から田畑を守っているという。
畔でよく見られるのは先人の知恵
球根は水にさらしておくと毒が抜け、貴重な澱粉となって非常食の役目も果たしていたようです。
葉のない茎がまっすぐに伸び花だけを咲かせる様は、気高く周囲とは妥協しない姿。
ねじれ反り返る花びらは要塞、長く伸びるおしべは誰をも寄せ付けない触手のようです。
美しくもあり不吉でもあり、不気味ですが魅惑的な花です。
仏教では曼殊沙華と呼ばれ、天から降る四つの華の雨のひとつ。
良いことが起こる兆しです。
ハミズハナミズ、死人花、しびれ花、ローソク花など1000以上の別名がある彼岸花。
それだけ多くの想像を思い起こさせる花です。
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