歳神様 宇宙から

年の初めに歳神様がやってきて、新年の厄を祓い、福を授けてくれます。
お正月家に来てもらうために、大掃除をし、飾りつけをし、お供え物を用意します。
飾りつけは、門松、しめ縄、鏡餅、それに生花も生けておきたい。
門松は歳神様が家にやってくる目印と言われていますが、現代のマンションなどでは設けるのが難しいですよね。
マンションの玄関口にあればそれでよし、松だけでもいいのですが、それも飾るのが難しいなら致し方ありません。
信仰やそれに伴う行事は時と共に変化していきますから、伝統を守りつつ現代の事情に合った飾りつけをすればいいのだと個人的には思います。
お供え物は、もちろんおせち料理。
神様へのお供え物ですから、おせち料理には何かと意味が付きます。
昆布や鯛のように目出度いものや、数の子の子孫繁栄の願い、海老の長寿など色々なものがあります。
こうしてみるとお供え物と言っても、結局は私たちの願いばかりですが・・・・。

歳神様はどこから来るのか。
どうやら山の上の彼方から初日の出とともに降りてくるらしい。
だから元旦の日の出である初日の出を拝むのです。
家で待っていてもいいのでしょうが、それは失礼とばかり一足早くお迎えするのですね。
初日の出を見終わって、神様と一緒に家に帰ることができれば最高ですからね。

来年は宇宙時代の本格的な幕開けかもしれません。
国際宇宙ステーションとテレビ東京がつながって、宇宙の初日の出をBSテレ東で生中継するというのですから。


⇒BSテレ東

野口宇宙飛行士とのリアルタイム双方向交信も実現するようです。

⇒JAXA

歳神様もとうとう宇宙からやってくるようになりました。
小さな門松やしめ縄、鏡餅で家を見つけてくれるでしょうか・・・・・