東海テレビ４

しつこくも東海テレビの続報。

先日、やるといっていた検証番組の放送と調査報告書が公開されました。
番組の放送は限定エリアでしたが、内容は東海テレビのHPから確認できます。

　http://tokai-tv.com/owabi.html

検証番組だけでは伝わりきれないところが調査報告書には書いてありますので
こちらの方も是非確認ください。


まあ、こんなもので皆さんが納得いくのでしたら
私の根性がひん曲がっているんでしょうけど、
なんか論点が違うんですよ。

私がぜひとも明らかにしたいのは、東海テレビの体質。
つまり、今回はたまたま放送されちゃったけど、
日常的にこういった悪ふざけＣＧやスーパーがあったんじゃないかということ。

　ちょっとぉ、これはやりすぎじゃない？w
　ひでー、そこまでいうかぁww

テストＣＧ見ながらこんなこと、スタッフの間じゃ、日常会話だったんじゃないかと。
過去のテストを調査して、本当に今回が最初で最後だったのか
(だったら、天文学的な確率だと思うが)
スタッフの受けが良かったんで、今回のは残しておいたんじゃないの？と。

この辺の突っ込んだ調査がされた形跡がない。
あくまで今回の事象についてと予算が足りなくて人が少なく、
チェックが働いてない、で押し通してる。
対策もつらつらと上げられていましたが、
予算が増えないのに、どうやって今以上のチェックをするの？
今でも青色吐息で番組作ってるんでしょ？



それから、５０代のＣＧ製作者に対する聞き取り調査。
ありゃあ、誘導尋問だよ。
調査報告書と合わせてみるとよくわかる。
ＣＧ製作者は仕事が立て込むと『テンパる』ことになっており、
『なんで作ったの？なんで作ったの？』と問いただし、
『直せと言われたのになんで直さなかったの？』『なんで直さなかったの？』と
執拗に質問している。ＴＶであれなんだから、実際はもっとしつこかったはず。
最初は『聞いた記憶がない』と言っていた製作者も終いには
『私は(他の仕事に)集中していると、脇から言われたことは耳に入らないのかも』と
自分の非を認める方向に巧みに操作されているのだ。

これが弁護士立会いの取り調べや裁判だったら
『異議あり！検察官は答えを誘導しています！！』って
映画みたいなやり取りがあったでしょうね。

とにかく調査報告書を見ると、うだつの上がらない５０代外部社員に
すべての罪を着せたいみたいですね。
対照的に、少なくとも２度は修正を依頼したという
ＡＰ兼ＴＫの調査映像は流さないという、とんでも片手落ちな番組を見てもあきらか。


要するに、それこそこんな検証番組、見たくなきゃ『見なきゃいいんです』。
わざわざ検証番組を作ってやったのに、文句を言うのは筋違いなんです。
さらにいえば、今回の風評被害”事件”の番組も、見ていた視聴者がアホなんです。
誰ひとり見ていなけりゃ、誰も傷つかず、気づかずにいられたんです。
放送局は好きなものを放送する権利があるんです。


こういうのって、なんか監視する機関はないもんですかね。
ジャロってなんじゃろ？じゃないですが。