たまにはポテチでも。
ひさしぶりに食べると (゜д゜)ウマー です。
さて、おでん。
今晩の夕飯でした。
これから寒くなるにつれ、どんどん美味しくなってきますね。
しかし、おでんを食べるたびに私は軽いプレッシャーと戦わなければならない。
それは、ネタの食べる順番である。
さつま揚げから行くか、ゴボ天か、はたまた大根か。いっそ、いきなり巾着から行ってしまうか?
などなど、バカらしいと思いつつ、考えあぐねてしまう。
もちろん、『好きなもんから喰ったらええやん!』ということになるが、どれから食べるかを見られていると、人間性を測られているようでプレッシャーを感じずにいられない。
寿司を食うときとは違う。寿司の場合、ある程度世間で認められた順番というものがあると思うからだ。白身、赤身から入って、穴子は後、とか。
おでんの場合はそれが無い。味の濃淡で行ったら、同じ出汁で煮てあるから、どれもどんぐりの背比べだ。とにかく、『これから行こう』という決め手に欠く。もちろん、次手も。
小さ目の器にこんもり載せてあれば、上から食べればいいわけだから、悩む必要はない。問題は全てのネタがはっきり見えるように平皿で出された場合だ。とりあえず手前から食べていくが、一番手前が昆布だったときなどヒサンだ。一口目で昆布を食いながら、『本当に昆布でよかったのか?俺は一口目で昆布を食うような人間なのか?』と何度も自問自答してしまう。『ああ、俺のバカ!奥のつみれからいくべきだった』とか。
自宅でこの調子だから、外でおでんを食べようもんなら、そりゃあもう惨劇です。
例えば、2~3人で居酒屋に行ったとしよう。そこで焼き鳥やヤッコをやっつけてると誰かが言う。『おっ、おでん始めたってよ』 バカッ!それは禁断の食べ物だ。
『いくつにします?』『ん~、とりあえずヒトツでいいや』←本人は気付いてないかもしれないが、あんた地雷踏んでるよ!
運ばれてきたおでんを見ると、ハンペン、大根、ちくわ、さつま揚げ、たまご...etc。やはり、どのネタも一個ずつだ。
誰がどのネタを食べるんだよっ! (▼Д▼メ
とりあえず、一人目が当り障りのないコンニャクあたりから手をつける。イカ天に手うつける勇気のない者がゴボ天に逃げる。ある男は、大きなさつま揚げを一人で食べるのは悪いと思ったのか、二つに割って食べる。もちろん、結局他の誰も食べずに、そいつが食うことになるのだが。
そして、激しい心理戦の末、最後に残ったのは...そう、たまごだ。
たまごは、一般的にはかなり人気があるらしい(※)。ゆえに、誰もが遠慮して箸を出さない。
遠慮の塊と化したたまごはヒサンだ。空にならない皿は下げられず、コロコロとその上を転がるのみ。愚かなる者達はそれを気付かぬフリで眺めることしかできないっ!
そして、勇気のある奴がこの緊張を破る。
『おあいそ~』 ←逃げてんじゃん!!
...と、いうことで、おでんは私にとって、ある意味、苦手な食べ物です。
(※)私個人としては、おでんのたまごは好きなネタではない。硫黄臭いにおい、煮すぎてボソボソになった黄身。たまごの悪いところばかり出ているような気がする。まったく良さがわからない。
ひさしぶりに食べると (゜д゜)ウマー です。
さて、おでん。
今晩の夕飯でした。
これから寒くなるにつれ、どんどん美味しくなってきますね。
しかし、おでんを食べるたびに私は軽いプレッシャーと戦わなければならない。
それは、ネタの食べる順番である。
さつま揚げから行くか、ゴボ天か、はたまた大根か。いっそ、いきなり巾着から行ってしまうか?
などなど、バカらしいと思いつつ、考えあぐねてしまう。
もちろん、『好きなもんから喰ったらええやん!』ということになるが、どれから食べるかを見られていると、人間性を測られているようでプレッシャーを感じずにいられない。
寿司を食うときとは違う。寿司の場合、ある程度世間で認められた順番というものがあると思うからだ。白身、赤身から入って、穴子は後、とか。
おでんの場合はそれが無い。味の濃淡で行ったら、同じ出汁で煮てあるから、どれもどんぐりの背比べだ。とにかく、『これから行こう』という決め手に欠く。もちろん、次手も。
小さ目の器にこんもり載せてあれば、上から食べればいいわけだから、悩む必要はない。問題は全てのネタがはっきり見えるように平皿で出された場合だ。とりあえず手前から食べていくが、一番手前が昆布だったときなどヒサンだ。一口目で昆布を食いながら、『本当に昆布でよかったのか?俺は一口目で昆布を食うような人間なのか?』と何度も自問自答してしまう。『ああ、俺のバカ!奥のつみれからいくべきだった』とか。
自宅でこの調子だから、外でおでんを食べようもんなら、そりゃあもう惨劇です。
例えば、2~3人で居酒屋に行ったとしよう。そこで焼き鳥やヤッコをやっつけてると誰かが言う。『おっ、おでん始めたってよ』 バカッ!それは禁断の食べ物だ。
『いくつにします?』『ん~、とりあえずヒトツでいいや』←本人は気付いてないかもしれないが、あんた地雷踏んでるよ!
運ばれてきたおでんを見ると、ハンペン、大根、ちくわ、さつま揚げ、たまご...etc。やはり、どのネタも一個ずつだ。
誰がどのネタを食べるんだよっ! (▼Д▼メ
とりあえず、一人目が当り障りのないコンニャクあたりから手をつける。イカ天に手うつける勇気のない者がゴボ天に逃げる。ある男は、大きなさつま揚げを一人で食べるのは悪いと思ったのか、二つに割って食べる。もちろん、結局他の誰も食べずに、そいつが食うことになるのだが。
そして、激しい心理戦の末、最後に残ったのは...そう、たまごだ。
たまごは、一般的にはかなり人気があるらしい(※)。ゆえに、誰もが遠慮して箸を出さない。
遠慮の塊と化したたまごはヒサンだ。空にならない皿は下げられず、コロコロとその上を転がるのみ。愚かなる者達はそれを気付かぬフリで眺めることしかできないっ!
そして、勇気のある奴がこの緊張を破る。
『おあいそ~』 ←逃げてんじゃん!!
...と、いうことで、おでんは私にとって、ある意味、苦手な食べ物です。
(※)私個人としては、おでんのたまごは好きなネタではない。硫黄臭いにおい、煮すぎてボソボソになった黄身。たまごの悪いところばかり出ているような気がする。まったく良さがわからない。
これを機会に『おでん道』とか確立したいです。
この記事を読んだら、おでん食べるのがプレッシャーになりそう!
そんな暗示をかけられました!
だれもが一番食べたいネタ(たぶんタマゴ)が最後まで残ったりして。
最後に残った物は、遠慮の塊として、これを食べる勇気のあるものは、キング・アーサー以上の何ものでもない、って感じです。
がんばれ、おでん!
壮大なドラマを垣間見るかの如く、一気に一語一句間違わずに・たぶん 笑いながら読みました。 そして、読み直してまた笑いました。
深夜はテンションが上がりやすいです・笑
これからもご贔屓に。
よくもまぁここまで書けますね。
冗談はともかく、私も「たまご」の件は、共感します。