テッド (Ｔｅｄ）

テッドという映画をレンタル見た

ひどい映画だった...
ストーリー全体としては面白かっただけに何とも残念


ネタバレになるからストーリーは伏せておくとして
　　といっても、いわゆるアメリカ映画っぽく、友情と愛で敵を倒す
　　少年ジャンプ系の話なんですが。
生活描写というか日常がとにかくでたらめなんです。



いちおうＲ１５指定となっているけど、これ、日本じゃＲ１８、
いや、公開禁止でもおかしくないと思うよ。

主人公の大きな少年ジョンとかけがえのない親友のテディベア、テッドが
毎日のようにマリファナを吸ってラリってるの。
いや、ハイにはなるけどラリったりはしない。
逆に言うと、生活を楽しむために多少はマリファナを吸いましょう！
酒より楽しく、二日酔いもなくしゃっきりですよ！
な～んてマリファナの推奨映画になっているといっても過言ではない。

デリヘル(と吹替えでは言ってたけど要するにコールガール)を家に呼んで
マリファナパーティ、挙げ句にそのおねーさんが居間の床にウンコしちゃっても
ヘーキ、ヘーキ、楽しいんだからいいじゃないってノリ。
さらには、次のパーティでは子供のころの憧れのヒーローからコカインを勧められて
恋人を置き去りにしてどんちゃん騒ぎ。
アパートの壁をぶち抜いて隣人に怒鳴り込まれても、あー楽しい楽しい。
もちろん、コカインも酔いざめすっきり！視聴者の方々にもご推奨。
けんかになった恋人ともすぐ仲直りさ。

あろうことか、
この主人公もテディベアも、こんなでたらめなことをすればするほど
幸せになっていくんですよ。
もうね、倫理観とかそういうの、まったく崩壊してるんです。
アメリカの薬物汚染って、こんなにも進んでいるのかと思うと背筋が寒くなりましたよ。
こんな映画、日本に入れちゃいけない！！
ツタヤじゃ看板まで作って推してたけど(それによって観る羽目になったわけだが)
ほんと、どうかしてるよ。



映画って、作るのにたくさんお金がかかるから必ずスポンサーがいると思うんだけど、
この映画に関しては、それは中南米の麻薬組織じゃないの？ってぐらい
マリファナやコカインが正当化されてるんです。

　　　『適量のドラッグは、人生を楽しくする香辛料です』

ほんとうになんかのキャンペーンかと思っちゃいましたよ。
本当にこれは、子供には絶対見せてはいけない映画です。
日本はこんな国を追っかけちゃだめだ。