三日坊主

坊主にしてみた。
もともと、くせ毛で伸ばすとたいそうカッコ悪かったので
短めにはしていたのだが、
ハゲもずいぶんと進行し(笑、
この残り少ない髪の毛のためにドライヤー使ったり
整髪料を使ったりするのが不毛に思えてきた。
(あ、不毛だからハゲたのか　プ)
なにより、くせ毛を一生懸命に整えようとする
その時間が何より無駄に思えてきた。

そこで坊主。
いざ刈り上がってみると、ハゲは予想以上に進行し(笑
高橋克実のようだ(頭頂はハゲてないけど)。
んでも、ずいぶんさっぱりして、
個人的には”イケてるかも”しれないと思っていた。
ひょっとしてジダン似．．．？とかww。

さてしかし、いざ会社にいってみると予想以上の反響があって
逆にうろたえてしまった。
『あんたら、他人の、しかも中年オヤジの髪型に
　そんなに興味があったんか？』と驚いた。

一番多かったのは『どうしちゃったの？』系の
質問とも驚嘆とも取れぬリアクションだが、
『いやぁ、浮気がばれて坊主にさせられちゃった』と答えておいた。
信じ込む人、約数名。まだ捨てたモンじゃないかも．．．

『マツケンみたい～』と笑われもしたが、
これには
『いや、マツケンじゃなくてKAT-TUNの田中に
　インスパイアされたんだ』と返しておいた。

刈った当時は、確かに青々としたハゲが目立って、
いわれてみれば変かも？とも思ったが、
海でさんざん焼けてしまうと周りの反響は全くなくなったね。
冬はどうしよう．．．ヒサロにでも通うか　(＾ー＾;



さて、ハゲの髪形について思う。
私の場合、典型的なＭ字ハゲなわけだが、
同じようなハゲ具合でも人によってずいぶんと印象が違う。

Ｍ字ハゲといっても、
米国映画の『いい人そうな脇役』や『ウォール街の証券マン』で
かるく横から分けて、しっかり油で固めた金髪男性、
そう、名前で言えばＢｏｂとかＴｏｍで頭に浮かぶ、
いわゆる典型的な米国人のＭｒ．Ｓｍｉｔｈなどは
それほどダサくも見えないのだけれど、
日本人がこれをやるとだな、

　”７・３分けの油ぎとぎとオヤジ”

になってしまうんだな。

前者が週末にはバドワイザーを片手にバラクーダを釣ってるとすると
後者はゴルフの打ちっぱなしで分けた髪をだらりと額に張り付かせながら
クラブを振っているイメージがあり、
就寝の仕方も、前者がモジャモジャの胸毛をさらして
リンダとシルクのシーツに包まっているとすると
後者はＵ首/長シャツとステテコのイメージしか出てこない。

何でここまでイメージに差がついてしまうのか不思議だが
これは戦敗国のガイジンコンプレックスとしか言いようがない。


そういうことで、
ハゲになったら、坊主かちょんまげ。
日本人はこれが鉄則　　（￣＾￣）