温暖化対策、いろいろ

米国では宇宙空間に巨大な鏡を浮かべて太陽光線を直接カットする、
というＳＦさながらな案があるそうで...

　甘いな。(￣ー￣)ニヤリ

科学の力で自然を制御しようという、バベル的発想
その手の方法は日本の漫画・アニメでさんざんガイシュツだ。
そして、その結果は....
始めは上手くいって万歳三唱　＼(^o^)／　　
しかし、最後には大きなしっぺ返しをくらって、
元より状況が悪くなってしまうものなのだ。
そして結局、自然によって”生かされてる”って事を
一同再認識して劇終となる。
人類の存続→自然の存続→自然と共存　という
黄金の方程式は絶対なのだ。
漫画でも、たぶん現実でも...



さて一方、最近日本ではバイオエタノールが雨後の筍のように
メディアに上がっていますが、これもどうなんだろ？
ビールや砂糖の絞りカスから、というのであれば賛成もできるが
わざわざトウモロコシを使って、となると話は別だ。
前にも書いたが世界的(特に中国)に肉食が定着しつつあり、
飼料であるトウモロコシは世界的に不足する懸念が強い。
これを”温暖化ガスの削減”の名目で燃やしてしまっては
富める国のエゴといわれても仕方があるまい。
また、バイオ燃料の増産の名目にトウモロコシの作付面積を増やそうと
ジャングルを開墾したり森林を伐採したりということになっては
これこそ本末転倒だ。


やはり、じみーな活動が一番効果的なのか
いっそ、１００万年ぐらい前の生活に戻るしかないものか。