夏休みの番組

夏休みのテレビ番組の定番といえば、
ひと昔前のアニメの再放送と決まっていたんですが
最近は子供をだましづらくなったのか、少子高齢化で数字が取れないのか
もっとだましやすい人を対象にしはじめたようです。




さて先日、いい加減年次有給休暇を消化しろ！と怒られてしまい、
やることなく家でテレビを見ていた(天気が悪くて自転車・散歩ができなかった)。
朝のニュースバラエティも怪しさ全開な感じはあったのだが、
それが終わった後のワイドショー見てたら、何だこれ？？

延々と自分のテレビ局が主催しているイベントの宣伝をやっている。
ナントカ合衆国、というやつだ。


　　　意味わかんね～！！


スポンサー様からお金もらって番組を作っているはずなのに、
自社が主催しているイベント会場の宣伝を延々と流している。
え？こんなクソ番組を電波で流していいの？
それでもって、高い金払っているスポンサー的にＯＫなの？？
こんなの番組でも何でもないじゃん。

テレビショッピングを延々流してる番組があるけど、
内容的にはほとんど変わりないじゃん。
『お申し込みは、0120-xxx....』ってテロップの替わりに
『お台場までのアクセスは...
　使えるクレジットカードは...
　食べ物屋台は現金で...』
いっそのこと、こんな注釈を入れといたらもっと丁寧なのに。



見飽きられたアニメの再放送には、
もちろん、製作費が新たにかからない、って魅力もあったんだろうが、
少なくとも視聴者(子供)を楽しませよう、って意図は感じられた。
でも今はまったく考え方が違うようだ。
今話題の店のご紹介！と、
粗製乱造の商品を、さも魅力的なように映し出し、
冷凍食品をさもおいしそうに頬張り
視聴者からてっとり早く金を引き出すことのみに終始してる。
夢とか希望とか、そんなもんはいらない。
金を持ってない子供なんか喜ばせたってしょうがない、
子供が親に『お台場に行きたい！』っていわせる演出だけ。
こんな視聴者を馬鹿にした番組、あり得ないだろ。

幸い、ウチの子供はそのことに気付いているのかいないのか、
私がつけていたアホ番組を横目に、夏休みワークをやりだした。
親よりも子供の方がずっと賢い。
つまらないと思ったら見向きもしない。
惰性でくだらないテレビを見続けるなんて無駄なことは絶対しない。




ああ、そういえば、８月の末には、
例のチャリティ(ww)番組もありますよねぇ
障碍者を利用しまくり、子供の純心ふみにじまくり
感動ゴリ押し、自己満足２００％キャンペーン！

今年は目玉の『全盲のヨットマン、太平洋横断！』の企画がパーになっちゃって
尺を埋めるのもたいへんだぁ。

これは本当に一方通行の正義ですよね。
いや、参加され、募金されてる一般の方々は無罪ですよ。
一方で、出ているタレントさんはギャラでウホウホ....まあいいか。

『こちら武道館です。○○さんが駆けつけてくれました！』
そりゃ、ギャラが出りゃ行くでしょ。仕事だもん。

集めた募金より製作費の方が高いって知った時はショックだったなぁ。
それまでの私のピュアなハート返せ！
この番組で募金はしたことないけど(笑