瓜に描きたる稚児のかを

仲間内でしか通じない言葉というのがありますよね。
もちろん家庭でもあります。

団扇(うちわ)のことを、娘は”へーへー”と呼びます。
実はこれ、私に責任があるのです．．．


娘はまだ幼児なので、とうぜん熱いうどんが苦手です。
そこで私が『熱いから、へーへーしましょう』といったわけです。
(出典：吉田戦車著　【伝染るんです。】より；下段に補足)
それ以来、冷ますことを”へーへー”と呼ぶようになり、
冷ますための道具→団扇が”へーへー”になったのです。


ちなみにカルピスを”どお”と呼びます。
これは、まだ娘が【牛乳】【お茶類】【100％果汁ジュース】しか
飲んだことがなかったとき、
初めての糖類添加飲料【カルピス】を飲ませたとき
あまりの甘さに吐き出すのではないかとかーちゃんが心配して
『どお？どお？』としつこくきいたことに由来するらしい。


まあ、そういう幼児言葉もいまのうちは可愛いモンですわなぁ。




出典補足；
いわずと知れたナンセンス４コマ漫画、吉田戦車の伝染るんです。の
一話から。
幼いころ、熱いうどんを冷ますときには”へーへー”と
教わってきた子供が、成長して”ふーふー”と冷ました方が
効率が良いこと知って、お母さんの思い出に浸るという話。
(お気づきのように、このような活字にすると全く面白くない)