量販店の心意気(紳士服編)

東京勤務、ということでスーツを新調してみた。
ちょうどいいタイミングで折込チラシが入ったので
渡りに船と。

向かったのはＣＭでもおなじみのナントカ。
チラシでは『先着５名様、５万円相当のスーツが９千円』とか
『古いスーツ下取りで何万円引き』とか『二着目何千円』とか
色々とうたっておりますが．．．


さて店に着いてみると、チラシでタイム広告を出していたとは思えない閑散さ。
つ～か、私立ち以外に客がいない(ーー;
もしかして、１組目？

ベテランっぽいおばちゃんに
『あのう．．先着５名様って広告出てたんですけど．．』と訊くと、
『はぁ？(なにそれ、知らんよ)』って顔。

奥の店長らしき人に確認をしにいって、何やらもめている。
しばらくして、『ああ、そうです、やってます。大丈夫ですよ』って。
大丈夫かぁ？この店。

んで、ついでなので２着目を。
『古いスーツを下取りしてくれるんですよね？』
『はい～、やってます』
『んじゃ、これ』
ってな具合で品定めして、古いスーツを引き渡す。

『あと、このカードを提示すれば５％割り引きなんですよね』
『ええ、そうなります』
『んじゃ、以上でお願いします』
『はい、ではレジへお願いします』


ところが、レジにて問題発生。
何がどうなのかわからないが、どれかの割引が対象外になってて、
商談してた価格と違う。


よくあるパターンだわ、これ。
店長とか本部とかが勝手に割引セールを設定して、
店員が良く理解してない話。
もちろん、どの割引を利用すれば一番安くなるのかもわからない。
客に対して有益な情報を全く提供できない典型的なダメ経営。┓(´ー｀)┏

競合店より”安い、負けます、値引きます”ばっかり売りにして
値付けを複雑にして、社員教育おざなりで信用落とす。


これがユニクロに徹底的に負けた原因だと、なぜ気付かない？
なぜパートのおばちゃんの教育をしない？
なぜおばちゃんに理解できなるシンプル割引システムにしない？
経営手法的には不思議すぎ。
こんな経営でも儲かりまくってるのかなぁ．．．



ジャスコのワンプライス・スーツが売れるわけだわ。