45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ネイビージャケットとベージュチノのコーデその1

2013-05-01 05:35:26 | ネイビージャケットの着こなし
ネイビージャケットにデニムをあわせるコーデの次は、チノパン合わせです。このコーデは旅行など、手持ちの服が限られて着回しで、印象をがらりと変えたいときなどに役立ちます。ネイビージャケットに、デニムパンツ(色落ちでもリジッドでも)ベージュのチノ、そしてこれから解説する白パン、ライトグレーのパンツと4本あるだけで10日間くらいの旅行はこなせてしまいます。
 さて、連休の狭間ということで、もっとネイビージャケットを活用いたしましょう。最初は白いカットソーです。

 写真はLEONからです。クチネリさんというデザイナーさん、タダの白いTシャツではラフすぎるから、下にポロシャツを着て、襟を出す。Tシャツも少し厚みのあるカットソーを着て下半身のベージュのカーゴパンツとのバランスをはかっています。
エルメスでしょうか、ベージュのコンビのレザースニーカーも色をあわせてシンプルながらカジュアルでシックな装いになっていますね。胸に刺したポケットチーフも一文字のTVホールドでこれがまたネイビーと赤系(茶っぽいベージュ)の挿し色として効いています。
 カットソー、バスクシャツの下にポロシャツの襟を見せる着こなしは、黒ジャケと白パンのところでも出てきました。http://blog.goo.ne.jp/omuzim/2
白パンがベージュになり、黒ジャケがネイビーになるだけでかなり雰囲気が変わります。こんな感じです。

 黒ジャケが白との対比でネイビーっぽく見えたのに対して、ベージュとの対比でネイビーが黒っぽく見えるのが面白いと思いませんか。
 柔らかなカジュアル感がでているコーデです。先ほどのクチネリさんよりやや肌色よりのソフトな雰囲気のベージュパンツを選んでいます。ネイビージャケットもニット系の素材のほうがカジュアル感が増します。ジャケットがもうすこしカチッとした雰囲気ならば、ポロシャツの襟出しで対応するとうまくまとまります。
 さて、これはTPO的には旅行中、それも海外出張のオフの日に美術館を観るなんてシーンにピッタリですね。いや、別にゴールデンウィークの帰省とか箱根の旅行なんかでもいいですよね。オフだからってここぞとばかりに薄いカーキやキャメルのジャケットとか出してきても着回しがきかないから荷物になるだけです。
 さて連休も後半に入る前に、ネイビージャケットを着て出かけましょう。旅行じゃなくても美術館に行くとかいつもと違った着こなしを楽しむ機会はいろいろありますよね。
 そうそう、こういうシンプルな着こなしこそ45歳以上の大人のコーデです。特に靴の選び方が重要になるのがお判りでしょうか。さぁ、いつものローファーもいいですが新しいデッキシューズをパートナーと一緒に探しにいくのもいいかもしれません。