彼女は 退院した
医療サイドは 当初から
継続入院を 前提に 治療計画を 立てていた
がしかし それは 彼女にとって
そぐわなかった
1日も早く 退院して
自由になりたい…
その 切願に 医療サイドは 折れた
その代わり
朝昼晩 決められた お薬を 飲み続けること
毎週 通院して 主治医と会うこと
それが 土俵際の 信頼関係を
キープする 最後だと
告げられた…
治療 看護 においては
インフォームドコンセント
認知症の方は
加えて パーソンセンタードケア
障害者 ひきこもり 生活困窮者 には
意思決定支援
共通するのは
治療や支援の 対象となる
その人の 意思を 尊重する 尊重しよう
という 専門職の 姿勢である
それは 充分に 理解している
がしかし…なのである
経験上 先の彼女は
おそらく また 状態が 悪化する
そのリスクが 高い…
それは 彼女の主治医 始め
看護師 精神保健福祉士ほか
コメディカルスタッフ 共通の 思いだろう
だが
彼女は あくまで 退院を 希望された…
この類の エピソード
実は 珍しくない
と僕も よく分かっている…
にも 関わらず
気持ちは ザラついて いる
相応の 対価を もらっている
だから 良いじゃないか
割り切れよ
そんなことも 当に 分かっている
それでも なお
気持ちは ザラつく
それでも なお
彼女と その家族を
手立てを 尽くして 支え続ける
それが CSWとしての 覚悟
と言い切るには まだ未熟な 自分…
こんな時は これに限るっ ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/43/251aef99f94e9b6c809b43905ecce442.jpg)
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