日々 精神障害と 向き合う方の 中には
ご自身を 研究する
当事者研究（発祥：べてるの家／北海道浦河町）
取り組む 方々が いる
ある精神の方が
症状による 辛さの余り
主治医から お薬を増やしてもらうと
話していたところ…
「アナタは、症状があって苦しいと言うけれど、
日々、症状にどっぷりと浸かっている風でもない」
「例えば、アナタが絵を描いている時。モノを作っている時。
その時は症状を忘れていることがあるでしょォ」
「人は誰でも、【いつも】健康とは限らない。言うなれば、
私たちは精神障害のパートタイマ―なのよネ」
そう朗らかに諭す 研究者がいた
「家族だから、言わんでも分かるなんて、あれはウソ。
言わないと、伝えないと、分からないことってある」
「だから私は、えーそんなことまで言うの？聞くの？
っていうのも、することにしたノ」
「それが、私自身の不安を消してくれて、お客さん（症状）
が来るのを防ぐことにもなる」
「話す、伝えるって、当たり前のことだとも思うから…
でも、これって面倒くさいから皆が皆、受け入れてくれる
わけじゃないけどネ…」
深淵 底を見た方 だからこそ
這い上がって こられた方 だからこそ
その語り 惹きつけられる
僕自身も 鍛えられる 素敵な conversation
