『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

中学総体に全力をかけて戦う人たち

2021年07月16日 | 中学生と育つ
単純なのだ。
シンプルなのだ。
わかりやすいのだ。

もちろん、悩み多き中学生時代だから、
あれこれあるに違いない。
でも試合には、
シンプルなものしか持ち込まない。

人間関係、日頃の悩み、
とりあえず置いといて、
メンバー全員で一体になって
ゴールだけを目指すのだ。

そのためだけに使う時間。
そこだけに集中する時間。
そうあることが許される守られた場所。
そのピュアなまっすぐさに感動する。

外から見た冷めた声
「勝っても別にトクするわけじゃないし」
「その時間、バイトか勉強してたら?」なんて言葉は、
彼らの輝きの前では、かすんで吹き飛ぶ。

去年と違い、今年の中学総体は、
無観客試合ながら、開催された。
地区大会からは観戦できないけど、
市内大会は人数制限付きながら応援できた。

ボールをつないでつないで進めていく。
自分が無理なら、次の人を信じて託す。
自分が失敗したって、いちいち落ち込まず、
すぐ切り替えて次に集中する。
誰かが失敗した時にも、すぐみんなが
「ナイスチャレンジ!」って笑顔で励ましに行く。

試合の細かいルールはわからないから、
正直、試合を見ているというよりは、
子どもたちの表情や態度を見ていた。

チームメイト同士の関わり方、
失敗した後の立ち直り方、
誰かのケガの際の一人ひとりの様子…。

全力でボールを運んでいく中学生たち。
ゲームだから、どっちかが勝って、どっちかが負ける。
どっちのチームの子どもも、眩しくて眩しくて、
そのまっすぐさに感動して、景色がにじむ。

応援することは、
そのまっすぐさに感謝すること。
3年間、いや、小学校の時から8年間、
ずっとそれに費やしてきた汗や涙、
パワーを注いできた時間に敬意を払う。

市内大会だけでも観戦できて良かった。
ステキな試合を見せてくれて、ありがとう!



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