おかあさんのうた

どこをどう歩いてきたんだろう。
おかあさん、子供たちよ。
あのぬくもりはもう帰っては来ないのだろうか。

夕陽

2011-09-18 22:26:46 | 随筆

由布子、きれいだろう。
名護湾に入る夕陽だ。
オンボロのデジカメだよ。
おまえに見せたい!

どうしているかな。
相も変わらず、毎日洗濯してるのか。
おれもね、
おまえに逢った時に、
「結構、やっているのね」
そういわれたくて、毎日を過ごしているよ。

逢いたいなあ。
でも
こんな冷たい奴、って愛想つかしていないかな。
アコやモコが許してくれないだろうね。

モコどうしている?
少しはえらくなったかな。
朝は機嫌が悪いかな。
あいつ、怒ると怖いよな。

先日もおまえたちと旅行に行ったよ。
アコの奴、はぐれてしまってさ。
飛行機の出発間際に何だか知らないおっさんとおばさん連れて現れたよ。
「どうした!」
そういって、あいつのほっぺにキスした。
あいつ怒らなかった。
でも、
俺のほうには見向きもせずに笑っていた。
あたたくて、やわらかなほっぺ立ったよ。

むかしのように美ヶ原高原に行きたいね。
あのころ、
実家にもいろいろ問題があった。
心の底から楽しめなかった。

かあさん、
逢いたいなあ。