時水というところがある。
間欠泉のように、一定の時間をおいて、
水が噴き出すのことから、
山仕事にきた人たちは時計がわりにしたという。
このような冷泉の間欠泉は日本に
数えるほどしかなく、その内、誰でも簡単に訪れることができる所はなんと日本でここだけだそうだ。
今は、合併して越前市となった武生市の味真野地区に
この時水という所がある。
万葉集の歌でも有名だ。
詳しい方に案内していただいた。
10分くらい歩けば楽勝よ。
との言葉に常備のステッキは置いておく。
しかし、
ツリバナ
けっこう急坂もあり、なんの、なんの、私の足で30分くらいは、かかった。
はじめて花に逢えたキッコウハグマ、
亀甲羅のような葉っぱと風車のように渦巻いた花。
例によって道草も多かったが。
大平山の中腹にその時水といわれる場所がある。
噴水のように飛び出してくるのかと思っていたら、ドスコイ、違っていた。
斜面の山肌より急に小川となって出てくるところがあり、
それが少しづつ増え、一定の時間を経て、
最大限の水量となり、ドッとあふれ
そしてまた、徐々に減り始め、いつもの穏やかな流れとなっていく。
その最大限にであうには、なかなか難しい。
私たちが来る寸前だったかもしれないし、
まだまだ、二、三十分待たねばならないかもしれない。
わからないから、じっと、気長に水流を見続けていなければならない。
地中の奥底に、空間がありそこに湧き出てくる地下水が
満たされて一気にあふれでてくるとか。
日本庭園のいわゆる鹿威しみたい。
どれだけ増えたかは、
備え付けられている定規の目盛りでよくわかるのだが、
そこには、水量で動く、高さ2m位の手作り現代アートのような
測定器具のような骨組みもしつらえてあり、
そのはかり?の矢印でもわかるようになっている。
労作か芸術か?はたまた、障害物か、
意見の分かれるところだ。
時水を愛する人が制作したらしい。それならばOKだ
つるにんじんこんなところに・・
じっと流れを見ていることに飽きて、
見下ろせば、
そこは山あいの中の谷の奥まった上の方。
見晴らしが良く、遙か彼方に中居の集落が
この両眼に納まる。
わが故郷はここにありと思えるほど、長閑な、懐かしいような眺めである。
時水はその麓の家並みを潤すようにめがけて、流れ落ちていく。
おだやかな落ち着く風景と
湧き出る泉の音にすっかり、
時を忘れてしまった。
間欠泉のように、一定の時間をおいて、
水が噴き出すのことから、
山仕事にきた人たちは時計がわりにしたという。
このような冷泉の間欠泉は日本に
数えるほどしかなく、その内、誰でも簡単に訪れることができる所はなんと日本でここだけだそうだ。
今は、合併して越前市となった武生市の味真野地区に
この時水という所がある。
万葉集の歌でも有名だ。
詳しい方に案内していただいた。
10分くらい歩けば楽勝よ。
との言葉に常備のステッキは置いておく。
しかし、
ツリバナ
けっこう急坂もあり、なんの、なんの、私の足で30分くらいは、かかった。
はじめて花に逢えたキッコウハグマ、
亀甲羅のような葉っぱと風車のように渦巻いた花。
例によって道草も多かったが。
大平山の中腹にその時水といわれる場所がある。
噴水のように飛び出してくるのかと思っていたら、ドスコイ、違っていた。
斜面の山肌より急に小川となって出てくるところがあり、
それが少しづつ増え、一定の時間を経て、
最大限の水量となり、ドッとあふれ
そしてまた、徐々に減り始め、いつもの穏やかな流れとなっていく。
その最大限にであうには、なかなか難しい。
私たちが来る寸前だったかもしれないし、
まだまだ、二、三十分待たねばならないかもしれない。
わからないから、じっと、気長に水流を見続けていなければならない。
地中の奥底に、空間がありそこに湧き出てくる地下水が
満たされて一気にあふれでてくるとか。
日本庭園のいわゆる鹿威しみたい。
どれだけ増えたかは、
備え付けられている定規の目盛りでよくわかるのだが、
そこには、水量で動く、高さ2m位の手作り現代アートのような
測定器具のような骨組みもしつらえてあり、
そのはかり?の矢印でもわかるようになっている。
労作か芸術か?はたまた、障害物か、
意見の分かれるところだ。
時水を愛する人が制作したらしい。それならばOKだ
つるにんじんこんなところに・・
じっと流れを見ていることに飽きて、
見下ろせば、
そこは山あいの中の谷の奥まった上の方。
見晴らしが良く、遙か彼方に中居の集落が
この両眼に納まる。
わが故郷はここにありと思えるほど、長閑な、懐かしいような眺めである。
時水はその麓の家並みを潤すようにめがけて、流れ落ちていく。
おだやかな落ち着く風景と
湧き出る泉の音にすっかり、
時を忘れてしまった。
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