9月11日、12時36分の事だったそうです。享年72歳、母親よりも早く逝ってしまいました。
前日、兄嫁が携帯を兄の枕元に近づけ、管理人の声を聞かせたら脚が動いたと泣きながら喜んでいました。
もう夕刻ですが、微かに弥彦山が見えます。午後より空は曇り空となりました。でも、雨は降っていません。
随分と身勝手な人でした。
ここ数年は音信不通でした。
まぁ、身勝手さは管理人も同様なのですが、両親を看取って以来の虚無感です。
管理人は福祉でメシを食い、音楽療法一筋に歩んできたのですが、我を通さなければ身内皆が幸せだったのかも知れません。
その一筋も佐渡では一向に花開きません。
以前、新潟の学校法人の理事長さんからお手紙をいただいたことがあり、ご尊父が逝去された時、看取りの音楽療法士がいればどんなに良かったことか、と吐露された事があります。
両親も、兄も、音楽で看取る事は叶いませんでしたが(身内には禁じ手なのですがね)、音楽療法士にしか出来ないひとつの分野だと思っています。
穏やかな顔立ちでの旅立ちだったそうです。
合掌。