桃の節句、お雛祭りですよね。管理人は男3人兄弟だったんで、まったくご縁がありませんでしたが、先月集落内の「おこわ型をつくろう」というイベントに参加しました。「おこわ型」ってなにぃ~、っていうのが参加の動機なんでした。
聞くところによると、桃の節句を華やかに彩りを添えようと、米粉に食紅を加えて作った餅を飾った、というものらしいです。スーパーには「しんこ餅」という名前で陳列してありました。
管理人の郷里ではそのような風習はなかったように思うのですが(女の子がいなかったので)、思い当たるのは「団子刺し」というものがあって、お持ちに食紅で色を付け、紅白にして団子の木という枝ぶりの良いものを山からとってきて枝に刺し、しばらくの間飾っておくというものがありました。日が経って固くなると、ぽろぽろと枝から落ちてくるのですが、揚げ餅などにして、おやつとして食べた記憶があります。
大分話がそれてしまいましたが、集落のにはしんこ餅を作る「おこわ型」というものを持っているお家があり、それを持ち寄ってしんこ餅を作るイベントがあったのです。
これが「おこわ型」なのですけれど、なかなか手の込んだものと思いませんか。雛人形を飾るほど裕福ではないけれども、華やかさを演出したいという人情が伝わってくるような気がします。
ちなみに、3月3日は管理人にとっては「入院記念日」でして、第2の人生を送るきっかけとなった日でした。いろいろと思いはありますが、すべて自分で決めたこと、悔いはありません。人生残りの期間もまた、悔いなく思いのままに過ごしたいと思います。
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