猫がいいました。
「みゃあみゃあ」いいよるところがあるんですって。
猫がこたえました。
「なにいっとるのー、おみゃあさん、」
中部地方のなまりでしょうか、これが不思議に人間界のなまりに、
猫までが、なまっていました。
なごやは、いっぺんよりゃせ?!
やっとかめだなも。
など、などわかりますか。
猫が、なまるんです。
標準語(東京弁)をしゃべるのは、東京の猫です。
名古屋の猫は、名古屋弁で、”みゃあみゃあ”言うわけなんですがね。
日本の小さな国で、名古屋の猫はみゃあ、みゃあという。
しかし、東京の猫は、にゃんというのかというと、わかりません。
ぜんたいに、なごやのねこは、猫らしいなまりなのですが、
落ち着いてきいておると、猫はこういいました。
「私は、なまってなんかいないよ。たださあ。ご主人様のことばをまねているのさ。
だから、東京に行ったら、標準語にもどるだけさ」
さて、猫はほんとうに、なまりなどないのでしょうか?!
あります。猫にはふたとうりあるのです。
人間の言葉の分かるへんなやつと、ひたすら猫語だけをしゃべるやつ。
そのうちに、賢い猫が名古屋弁などを、まねするんですわ。
じゃあ。名古屋弁でしゃべるねこは、かしこいのか?!
う~~~~~~~~~~ん。
たまたま、猫の鳴き声に名古屋弁がにているからなので、はっきりわかりませんが、
たしかに、人間のマネのできる猫がいるのは確かなんです。
でもわたしは、なごやにすんでいましたが、なまりはありません。
いいえ、名古屋ことばが、わたしにとっては、標準語ですから。
顔と同じで、見えないところで差別はしないのです。
なまりとは、初めてほかの土地にすんでわかるのですが、わたしは、
生まれたところが、標準語として、考えるへんなやつなのです。
どうか、このしぶとい、強いおんなを、ご容赦くださいね。
おわり。
「みゃあみゃあ」いいよるところがあるんですって。
猫がこたえました。
「なにいっとるのー、おみゃあさん、」
中部地方のなまりでしょうか、これが不思議に人間界のなまりに、
猫までが、なまっていました。
なごやは、いっぺんよりゃせ?!
やっとかめだなも。
など、などわかりますか。
猫が、なまるんです。
標準語(東京弁)をしゃべるのは、東京の猫です。
名古屋の猫は、名古屋弁で、”みゃあみゃあ”言うわけなんですがね。
日本の小さな国で、名古屋の猫はみゃあ、みゃあという。
しかし、東京の猫は、にゃんというのかというと、わかりません。
ぜんたいに、なごやのねこは、猫らしいなまりなのですが、
落ち着いてきいておると、猫はこういいました。
「私は、なまってなんかいないよ。たださあ。ご主人様のことばをまねているのさ。
だから、東京に行ったら、標準語にもどるだけさ」
さて、猫はほんとうに、なまりなどないのでしょうか?!
あります。猫にはふたとうりあるのです。
人間の言葉の分かるへんなやつと、ひたすら猫語だけをしゃべるやつ。
そのうちに、賢い猫が名古屋弁などを、まねするんですわ。
じゃあ。名古屋弁でしゃべるねこは、かしこいのか?!
う~~~~~~~~~~ん。
たまたま、猫の鳴き声に名古屋弁がにているからなので、はっきりわかりませんが、
たしかに、人間のマネのできる猫がいるのは確かなんです。
でもわたしは、なごやにすんでいましたが、なまりはありません。
いいえ、名古屋ことばが、わたしにとっては、標準語ですから。
顔と同じで、見えないところで差別はしないのです。
なまりとは、初めてほかの土地にすんでわかるのですが、わたしは、
生まれたところが、標準語として、考えるへんなやつなのです。
どうか、このしぶとい、強いおんなを、ご容赦くださいね。
おわり。