Free! Eternal Summer
前作以上に、
水が美しく表現されていたように感じます。
グラスの中のソーダまでも美しかった!
全国大会前夜、
海を見ながらの回想シーン。
ここは、感動を再び呼び覚まされるかと
いうと、そうでもなく
最終回が空しくなってしまうパターンか?と
心配しながら観ていました。
しかし…。
これまでを振り返った後、渚が
もう、先輩である遙と真琴がいなくなることをすっかり忘れ、
来年の自分たちについてイキイキと語った時、
怜が肩に手をやり、気付かせる・・・
遙と真琴が、渚の言葉に何も言えないでいることを察し、
怜が平然と事実説明をするのだけれど、
その様子は、誰のことも見ていない。
「来年は、この4人では、できないんですよ」
怜のアップ。
つーっと流れる涙。
渚も泣きながら、
今の気持ちを叫ぶ。
怜ちゃんが激しい口調で
「僕だってっ!!やっと!!」
と言った時、画面をガタッと揺らす効果が入るんですよね。
思いが強調されました。
この辺から、ああ、最終回観てよかった、
怜ちゃんは、イワトビのスパイスだ!と痛感しました。
「オレ達に、終わりなんて ない」
遙の言葉に、彼らだけでなく視聴者もホッとします。
いよいよ全国大会。
リレーを泳ぐ彼らは、”見たことのない景色”を見ます。
視聴者には、そこへ続くイメージのみが見えました。(<-後日訂正しました)
第一泳者の真琴は、隣にイルカを、
次の渚は、シャチ、怜はペンギン、最後の遙は、蝶と他のメンバーを。
怜が見たのは、イワトビペンギンではなくて
ジェンツーペンギンでした!
分かってるなぁ、と満足しました。
泳ぎ終えた後、4人が抱き合って感涙するシーンには
とても共感して、自分の高校部活最後の大会後を
思い出しました。
鮫柄高校の3年追い出しの儀式(笑)では、
凛が一年前の御子柴さんと同じような言葉で
後輩を焚き付けたり。
気になるのは、この鮫柄の後輩達。
とても個性的に描かれていて、誰がいいかと
聞かれたら、答えられそう。
(これは外伝が控えているのか??)
似鳥くんにあの人たちを仕切ることが
できるのだろうか?
肩を壊し水泳を止めると言っていた宗介は、
「戻ってこい」の凛の言葉を
否定しなかった。
簡単に約束できることではないけれど、
やってみるに違いない。そう思いたい。
遙と真琴は進学のため引越し。
遙よ、東京では家にいる時にも
施錠しようじゃあないか。
鮫柄の室内プールは、
屋根が開くタイプだったんですね。
プール一面に桜の花びらで、凛と鮫柄メンバーが
岩鳶のみんなを歓迎。
思い思いの格好で飛び込む5人。
その先もあった。
岩鳶高校水泳部にもやっと新入部員が来る様子。
怜ちゃん、部長?
鮫柄学園組もイキイキ。
卒業生もそれぞれの道で頑張っている。
大空へ飛ぶ海鳥5羽。
最後に、世界大会の舞台に立つ遙と凛。
充実した最終回でした。