同じ日の投稿で、ちょっぴり疲れた気持ちを書いた。
しかし、それを吹き飛ばすようなさわやかな出来事があった。
スーパーで買い物をし、バスの時間調整のため、
店内にあるシュークリーム屋さんに寄った。
店員さんは高校生かあるいは大学に入ったばかりという雰囲気の漂う、
のび太くんが生真面目になったような、あどけなさのある男子だった。
注文し、お金を出そうとしたら、小銭が足元に落ちてしまった。
すかさず「大丈夫ですか?」と気遣ってくれた。
本来は取り上げるまでもないことかもしれないが、
最近はマニュアルどおりの言葉しか発することのできない人も多い。
店員さんの優しい言葉に、うれしさと「気遣いさせてゴメンネ」が
入り混じった気持ちになった。
「お待たせしました」と品物を渡してくれた腕には、「ホワイトバンド」が。…じーん。
”おとなしそうだけど、ボランティア精神も持ち合わせているんだね、偉いよ!
あたしゃ、お弁当のいただける仕事の時に食べ切れす残したりしてしまったので、
飢餓撲滅を主張できる立場ではないが、何かひとつ、できる範囲で
だれかのために何かできたら…”そんな思いにさせられた。
「60円の、あわわ、600円のお返しです」との言い間違いに
気恥ずかしそうな様子だったが、
こちらは気にしてないよ、の気持ちを込めて
「はい、どうも~」と明るく店を後にした。
今日は、この店員さんに幸あれ~。