「新桃太郎侍」。
桃太郎侍といえば、高橋英樹氏が演じたことで有名だが、
このたび、高嶋政宏氏が桃太郎に扮するというので、
恐る恐る(?)チャンネルを合わせた初回。以来、毎回観ている。
高橋氏の桃太郎侍とは、別物と思ってみる。・・・面白い。
私はすっかりこの、汗の"にほひ"そうな桃太郎(失礼)を見慣れた。
女好きで単純なキャラも、悪の犠牲者を前にして正義の味方モードにスイッチが入るのだ。
そして、着ている着物をバッと放り投げ(イメージ)、
鬼退治に向かう時には着物を裏表に着替え(変身完了)、
お供を連れた桃太郎の刺繍を施した被衣をかぶり足早にいく。
鬼の庭先に現れた桃太郎、
上目遣い、ため気味に口上を始める・・・
「
(※)月 に 代 わ っ て ・・・」
までくるとつい、「お仕置きよっ」と言いたくなってしまうくらいの間。
「・・・鬼 退 治 に 参 上!」と続く。
荒々しく悪を斬り倒し、最後に一番の悪を成敗した後は、
大好きな母上(中村玉緒さん)に「斬ったのは、人の姿をした鬼でございます」と
いいわけ(?)をして去る。
この後すぐエンディングテーマが流れるパターンが好きだ。
(※)訂正:月に・・・ではなく、「天に」でした。大間違い、
失礼しました。2006.9.5